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【政治のホント超図解2】 政界再編、ここが軸!&政治が分からない理由

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【政治のホント超図解2】 政界再編、ここが軸!&政治が分からない理由
仙谷由人議員(衆院議員会館にて)
 政権選択の選挙となる衆院選が近い。政界再編のあるべき軸について、民主党の政策通・仙谷由人議員と、保守を模索する平沼赳夫議員に聞いた。また、現状の政策決定プロセスの問題点について、草野厚・慶応大学教授、田原総一朗氏(ジャーナリスト)、茂木敏充・自民党議員に語ってもらった(本記事は『週刊東洋経済』2007年12月22日号巻頭特集の原稿です)。

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【Digest】
◇「ハード重視」か、「ソフト重視」か
◇「健全な保守」で衆院30〜40、第3極作る
◇政策プロセス公開度高めよ
◇政局でなく政策を報道すべきだ
◇これでワイドショー政治から脱却できる

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◇「ハード重視」か、「ソフト重視」か
 大連立騒動後の両院懇談会(11月7日)で、小沢党首に対し、国民との意識のギャップを指摘。執行部と距離を置く仙谷由人議員に、あるべき政界再編の姿を聞いた。
−−どの軸で再編されるのが望ましいでしょうか?

 第一に、ハードへの投資を続けるか、ソフトへの投資に転換するか、だ。

 その図でいうと、僕は市場重視派で、セーフティーネットはかなりしっかり高めに整備すべきだと考えている。そのために何が必要かというと、現在の「ポスト工業化社会」(知識経済社会)における最大のセーフティーネットは、人材養成に公的な資金を投入することだ。

 そうしないと、ディーセントライフ(尊厳ある生活)を保てない。「健康で文化的な最低限度の生活」(憲法25条)は先進国では、その水準が高くなるはずだけど、そのためには、知識経済を担える人材を意識的につくっていく必要がある。

 今、就学援助などはあるが、まったく不十分で、やはりヨーロッパ諸国のように、できるだけ教育費を無償に近づけていく、あるいは中高等教育では奨学金をできるだけ用意する。

 つまり、ソフトへの投資です。投資対象がソフトかハードかというのは、ものすごい大きい軸だと、僕は思っている。ハードの分は、ここまで来たら、ゆっくりでもいい。つまり、人口がこれだけ減りつつあるのに、道路を作り続けても、走る人がいなくなった、みたいな話になる。山奥まで医者と一人の看護師を乗せた車が緊急に走るために道路が必要だ、というのは、まことに効率が悪い。

 ソフトというのは、たとえば農業でいえば、農業経営学みたいものを、どこでも教えていない。僕の地元・徳島の「いろどり」という会社は、第一次産業が知識経済化した例だ。農産物の販売をやっているんだけど、婆さんにITを教えて、パソコンを使わせて、全国を相手にビジネスをしている。

 人的な資源におカネをほうり込まないと、本当のセーフティーネットにならない。なのに、人材分野や医療など、ここまで削減ばかりして崩壊させたのが小泉政権で、セーフティーネットなど、まともに考えてなかったと思う。だから、彼らと一緒にされると困る。

 今の一時的な景気回復は、ハード中心で、製造業の輸出主導だから、国内経済のサービス化とかソフト化にはプラスにもなってない。

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