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やさしい速度ではしりたい!ステッカー活動でつながるソフトドライブ(下)

やさしい速度ではしりたい!ステッカー活動でつながるソフトドライブ(下)
「やさしい速度ではしろう!まずは市民から」という目的で、「やさしく走る=ソフトドライブ」をキャッチフレーズに、ステッカーによる活動がつながっていく。写真下はソフトドライブキャンペーン用パンフレット。(撮影:高橋 泉、1月26日)
【PJ 2008年01月31日】− (上)からのつづき。千葉県の市川市、浦安市、そして佐賀県の唐津市において、通学路や生活道路では、「やさしい速度ではしろう!まずは市民から」という目的で、「やさしく走る=ソフトドライブ(Soft Drive)」をキャッチフレーズに、ステッカーによる活動の連携がはじまった。ステッカーのメッセージは、

●Soft Drive せまい道では15Km
●Soft Drive 法定速度ではしり隊
●こどものそばでは速度をおとします Soft Drive

Soft Drive 法定速度ではしり隊
 千葉県の浦安市、富岡交差点で起こった児童死亡事故をきっかけに立ち上がった市民組織、「安全な富岡交差点へ!市民連絡会」の代表、渡辺伸子さんから、小栗幸夫さん(千葉商科大学教授、ソフトカープロジェクト代表)あてに連絡が入った。

 連絡会は、事故が起きた交差点の周辺住民があつまった組織で、学校PTA、おやじの会、自治会、マンション管理組合、などで構成。市民が警察や行政へ声を上げ具体的に行動する、珍しい組織だ。

 富岡交差点の改善とあわせ、連絡会のもうひとつの目的は、再発防止のため地域が活動すること。交差点での児童死亡事故の第1回裁判を傍聴し、「このような運転手は世の中にたくさんいる、交差点の改善だけではだめだ」と強く感じた渡辺さんは、連絡会へ「ソフトドライブ 法定速度で はしり隊」を提案し、同会でステッカーをつくろう!という流れとなった。

 間もなく渡辺さんは、小栗さんのソフトドライブステッカーのことを思い出し、協力を依頼。その後ネット上での議論を経て、千葉・市川市と佐賀・唐津市での活動とも連携することとなった。やさしく走る=ソフトドライブのメッセージを軸に、各地の活動がネットの上でつながった。

 「事故があった富岡交差点は、近くに東京ディズニーランド、ホテル群、日本最大の鉄鋼団地があり、毎日約5万台の車両が通過している。ここが地域の子どもたちの通学路だと気づいてほしいし、まずはおおくの無謀運転をなんとか阻止したい!まずは、地域の車が最高速度をまもってはしり、全国から通過する車やトラックも、その速度に沿うような流れがつくれないか」。このような思いを渡辺さんは聞かせてくれた。

 「法定速度ではしり隊」というメッセージについては、市民がこの道は時速何キロの指定なのか、法定速度は何キロなのか?を気にするようになることが第一段階。法定速度って何?の意識を高めるためのメッセージだという。

 速度への関心が高まれば、こんな速度で本当にいいの?おかしいんじゃないの?そのような議論がはじまるはず、そのためのステップだと、渡辺さんは考えている。市民連絡会においてステッカーの準備を進めているところである。

子どもたちの犠牲は絶対におかしい
 車は高速移動による効率化と自由をもたらした。しかし、その自由は、余計なところにまで入り込んでしまい、歩く人を蹴散(けち)らしていく社会をつくりだしてしまった。おおくの子どもたちがその犠牲になっているのは絶対におかしい!そのような危機意識が、ステッカーのメッセージにはこめられている。【了】

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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 高橋 泉【 佐賀県 】
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