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仲見世は生き残り競争だ。繁栄にかける秘策はあるのか=東京(5)
2008年01月31日07時21分 / 提供:PJ
【PJ 2008年01月31日】−
(4)からのつづき。TVの各局で『立石仲見世』が折々に取り上げられる。飲み屋、総菜屋、薬局、カメラ屋、衣料品、煎餅焼などが軒を連ねる横丁だからだ。それぞれの店舗には特徴がある。どのアングルからみても、懐かしい昭和の雰囲気と光景が漂う。
土、日曜日には観光らしき人はよく見かける。地域密着の仲見世だから、「ずいぶん安いわね。すごい商店街だ、こういうところに住みたいね、という声とか、評価を受ける。
「観光で染まった町よりも、立石仲見世は下町の日常生活品だから、当然ながら安価だ。しかし、ここでおかずを買ってまで、遠くに持って帰らない」と中尾俊一さんは指摘する。
昭和という時代が再評価されてきている。立石仲見世は建物の老朽化が進む。一方で、昭和史の生き証人だ。「これをいかに商売に結びつけるか。ここらから仲見世を活性化する策はないものか」と長谷幸太郎さんは切り口を探す。
老朽化の「負」が起爆剤になり、「勝」となる予感があるのだ。目のまえに、それを感じながらも、次の手が探り出せていないのが実情だ。
理事5人の新春座談会では、観光客をつかむ秘策へと話題が移った。「まず仲見世に人通りを作ることだ。世の中の体制が変わってきた。フリーターが多くなった。かれらの月々の収入は代わらない。だが、ボーナスがないので、年収は低い。金をかけない遊びをしている。昭和のイメージを売れば、若者から東京下町の仲見世人気に火が点くことがある。」と加藤正行さんは世代を超えた視点で力説する。
「仲見世では、観光の若者たちに向けた、立ち食い、スティック状の食べ物を提供してみたらどうだろう。下町の目玉の商店街になるかもしれない」と桜井勝徳さんはアイデアを持ちだす。
「仲見世プラスには、もうひとつ目玉がほしい。『北向き観音』はどうだろう」と長谷さんが意見を出す。北向き観音は地元では、その名は知れている。他の地域となると、いまひとつ知名度がない。
仲見世の人通りが多く、華やかだったころの同会は、山梨県からモミの木を取り寄せ、20メートルのクリスマスツリーを飾った。持ちつき大会、節分の豆まきなども派手にやってきた。そうしたイベントで、お客を楽しませてきた。
「凧コンテストの公募は斬新的だといわれている。観光客向けの包装紙のデザインなど、公募してみたはどうだろう」と桜井さんが提議する。
昭和の仲見世は夕方になると、主婦を中心とした買い物客でにぎわい、近所の情報交換の場であった。「昭和を売る仲見世。人間味あふれる商店街」このテーマをどう推し進めるかだろう。【つづく】
■関連情報
記者HP:穂高健一ワールド
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パブリック・ジャーナリスト 穂高 健一【 東京都 】
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土、日曜日には観光らしき人はよく見かける。地域密着の仲見世だから、「ずいぶん安いわね。すごい商店街だ、こういうところに住みたいね、という声とか、評価を受ける。
「観光で染まった町よりも、立石仲見世は下町の日常生活品だから、当然ながら安価だ。しかし、ここでおかずを買ってまで、遠くに持って帰らない」と中尾俊一さんは指摘する。
昭和という時代が再評価されてきている。立石仲見世は建物の老朽化が進む。一方で、昭和史の生き証人だ。「これをいかに商売に結びつけるか。ここらから仲見世を活性化する策はないものか」と長谷幸太郎さんは切り口を探す。
老朽化の「負」が起爆剤になり、「勝」となる予感があるのだ。目のまえに、それを感じながらも、次の手が探り出せていないのが実情だ。
理事5人の新春座談会では、観光客をつかむ秘策へと話題が移った。「まず仲見世に人通りを作ることだ。世の中の体制が変わってきた。フリーターが多くなった。かれらの月々の収入は代わらない。だが、ボーナスがないので、年収は低い。金をかけない遊びをしている。昭和のイメージを売れば、若者から東京下町の仲見世人気に火が点くことがある。」と加藤正行さんは世代を超えた視点で力説する。
「仲見世では、観光の若者たちに向けた、立ち食い、スティック状の食べ物を提供してみたらどうだろう。下町の目玉の商店街になるかもしれない」と桜井勝徳さんはアイデアを持ちだす。
「仲見世プラスには、もうひとつ目玉がほしい。『北向き観音』はどうだろう」と長谷さんが意見を出す。北向き観音は地元では、その名は知れている。他の地域となると、いまひとつ知名度がない。
仲見世の人通りが多く、華やかだったころの同会は、山梨県からモミの木を取り寄せ、20メートルのクリスマスツリーを飾った。持ちつき大会、節分の豆まきなども派手にやってきた。そうしたイベントで、お客を楽しませてきた。
「凧コンテストの公募は斬新的だといわれている。観光客向けの包装紙のデザインなど、公募してみたはどうだろう」と桜井さんが提議する。
昭和の仲見世は夕方になると、主婦を中心とした買い物客でにぎわい、近所の情報交換の場であった。「昭和を売る仲見世。人間味あふれる商店街」このテーマをどう推し進めるかだろう。【つづく】
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