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ヤフー、OpenID 2.0に対応――普及に弾みか

 30日、ヤフーはYahoo! JAPAN IDをOpenIDに対応し、外部サイトでも使える共通IDの発行を始めると発表した。

 OpenIDとは、アカウント情報をウェブ上で管理することで、OpenIDの仕様に合致した任意のサイトなら同じユーザー名とパスワードでログインできるしくみだ。サービスやサイトごとにアカウントやパスワードを管理したりする必要がなくなるメリットがあるが、当然OpenIDに対応したサイトでなければ、個別のアカウントが必要となる。

 ヤフーでは、本日から、希望するユーザーにOpenIDの発行を開始するとしている。また、対応サイトには「OpenIDでログインする」といった表示がされているので、自分がOpenIDのアカウントを持っているなら、初めて訪れるサイトであってもログインすることができるようになる。

 ヤフーが対応しているOpenIDのバージョンは2.0だ。この仕様はOpenID Foundationによって公開されているが、国内でOpenID 2.0に対応したサイトはほとんどない。ヤフーとしては、共通IDによるユーザ拡大というより、自サイトの広告、課金決済、認証などのプラットフォームを開放するオープン化戦略のひとつとして位置づけている。

 しかし、2000万IDといわれるヤフーが対応したことで、対応したいサイトはこれに準拠したログイン認証画面などを作れば、ヤフーなどのOpenIDを持ったユーザーに対して新たなアカウント作成などせずにサービス提供ができることになる。新規登録のハードルを下げることになり、多数のサイトにとってこれは魅力になるかもしれない。OpneIDが一気に普及する可能性がでてきた。

 なお、OpenIDの原理は「認証局」と呼ばれるものとほぼ同等だ。ユーザーの認証には、一定の個人情報とその個人に紐付けられた実在するURLを使う。このURLをキーとして本人確認をするわけだが、この情報を管理する認証局サーバは、OpenIDを発行する企業やサイトがO運営・管理する。ヤフーの場合、この認証サーバは自社で管理し、外部サイトからの認証にはいったんYahoo! JAPAN IDの認証手続きと同じしくみが適用される。個人情報については、ユーザーからの指示がなければ外部に提供することはないとしている。

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