第5試合 ライト級／5分3R
アルバート・クレーン vs　カート・ペルグリーノ
×[2R1分55秒／TKO]○

試合早々、クレーンの左ハイがヒットし、崩れ落ちそうになるペルグリーノ。ここでクレーンは、打撃で追撃を行わず、ギロチンチョークへ。かなりタイトに入ったように見えたが、ペルグリーノはエスケープに成功、続いて仕掛けられたオモプラッタも逃げ切り、試合はスタンドへ戻る。絶好のチャンスを逃したクレーン、スタンドの打撃戦の劣勢は明らかで、ペルグリーノの左右のフックがヒットする。まっすぐ前進するクレーンの顔面をペルグリーノのパンチが襲い、思わず引き込むように下になり、そのまま顔面にパウンドが落とされる。序盤の勝機を逸したクレーンが、劣勢のまま1R終了のホーンを聞いた。

2R、片足タックルを仕掛けたクレーンだが、ペルグリーノは背中をケージにつけテイクダウンを許さない。ならばとバックを取るクレーンだったが、ここでスリップ。バランスを崩し、自らグランドへ。ガードからアタックを試みたクレーンの顔面に、ペルグリーノの右のパウンドがヒット。クレーンが背中を向けるように身をよじったところでレフェリーが試合を止めた。黒帯柔術家・グラップラー対決は、パンチに勝るペルグリーノが2R、1分55秒TKO勝ちを収めた。

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