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【コラム】京成杯/4コーナーのせめぎ合い

【コラム】京成杯/4コーナーのせめぎ合い
内にマイネルチャールズ、外にアイティトップ。この2頭とそれぞれの乗り役が、レースを熱く盛り上げた。 写真一覧(2件)
勝ったマイネルチャールズは、まずその根性をほめたい。丹内のアイティトップに外を封じられ、内に進路をとったが、馬込みを苦にせず力強く伸びた。道中スンナリ折り合いをつけ、中団でジッと我慢していたマサミ(松岡騎手)も冷静な騎乗だったと思う。

ベンチャーナインは、自ら勝ちにいくというのではなく、折り合いに徹して、自分の競馬をした結果の2着。もしも早めに動いていたら、4着リトルアマポーラのように、末脚が甘くなっていたかもしれない。

アイティトップの丹内は、勝ちにいく、攻めの騎乗ができていたと思う。4コーナー過ぎ、ステルスソニックに馬体を併せるようにして、マイネルチャールズを封じ込めたシーンには、「何が何でも勝つ」という気迫が感じられた。

ただ、向こう正面で少しいきたがったのと、3〜4コーナーでスッと反応しなかった場面を見ると、まだ馬が子供だよね。それに追われてもたつくようなところもあるから、小回りの中山ではなく、広いコースの方が合っているのかもしれない。

5着のダンツウィニングも、ロスのない競馬ができたわりに弾けなかったのは、まだ成長途上だから。素質はあるけど、これからの馬だと思う。

今回は、丹内にしてみればものすごく悔しいレースだったと思う。でも、彼とマサミが演出した4コーナーのせめぎ合いは、観る者の胸を熱くさせた。このレースの価値をグッと高めた、ナイスファイトだったと思う。(坂井千明)
【コラム】京成杯/4コーナーのせめぎ合い
坂井千明…元JRA騎手。現在は競馬番組キャスター(ウハウハ競
   
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