■第6試合 ライトヘビー級/5分3R
ウィルソン・ゴヘイア(ブラジル) vs ジェイソン・ランバート(アメリカ)
○[2R0分37秒/KO]×

左ジャブを放ちながら前進するランバート、いきなりのタックルにゴヘイアがギロチンをみせる。首を抜いたランバートがパウンドを落とすと、ゴヘイアはハイガードで防御。クローズドガードを取るゴヘイア、ケージ際に押し込まれるが手首を掴み、上手くコントロールしパウンドの威力を半減させる。足を払ってパウンドを落とすランバートを、ゴヘイアが草刈スイープでバランスを崩させてスタンドへ。

直後のランバートのテイクダウン狙いをギロチンで切り返したゴヘイアは、首を抜かれても三角絞めへ。スラムを二度ほど見舞ったランバートは、三角からのオモプラッタを切り抜け再びトップからパウンドを落とす。エルボーを織り交ぜるランバート、ここで1Rが終了した。

2R、ランバートの打撃からのタックルにやや防戦気味になるゴヘイア。しかし、直後にランバートの右にいち早くゴヘイアが左のクロスフックを放つ。2R0分37秒KO勝ちを収めた。

「僕の打撃のコーチは、5度もキックボクシングの世界王者になったモハメッド・オワリ、彼と練習してきたパンチ一発で、バイバイだよ」と余裕のコメントを残し、オクタゴンを後にした。

『UFC80:RAPID FIRE』全試合結果へ