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【独女通信】才能も乙女心も開花する? インドア派独女の暇つぶし

【独女通信】才能も乙女心も開花する? インドア派独女の暇つぶし
あかしさんの作品
雪乃さん(36歳 事務職)は、暇を持て余している。「忙しいときは、あれもしたい、これもしたいって思っていたけど、いざ時間ができると何をしていいかわからなくて…。最近友だちとは予定があわないし、寒いから外出もおっくう」。

音楽を聴いたり、テレビを見たり、ゆったり過ごすのもいいが、「これでいいのか」という焦りや、「今日も何もできなかった」という気持ちの落ち込みが現れたら要注意。暇のつぶし方を考えた方がいい。手軽で、奥が深くて、自分のペースでできる、インドア派独女が向けの暇つぶしを探してみた。

その1 乙女心を育む?! 大人のぬりえ
「今さら“大人のぬりえ”?」と言う人も多いかもしれないが、改めて調べてみると、花や果物の静物画、海外の風景画などスタンダードなジャンル以外に、女性に人気のピーターラビットやダヤンのシリーズ、ユング派の心理療法士が考案したという『マンダラ塗り絵』など種類の多さに圧倒される。

景子さん(32歳 IT関連)は『名画の塗絵―アルフォンス・ミュシャ編』に取組んでいる。「普段パソコン業務が多いので、ぬりえのアナログさがたまらなくいいです。細かくて大変だけど達成感がありますし、気分転換や癒しにもなっていると思いますよ」。

『大人のぬりえ ベルサイユのばら アドバンス編』がお気に入りと言うのは、絵美さん(37歳 経理事務)。「私は、ドレスや髪を仕上げて、最後に顔という順番で塗っていきます。瞳の中を塗るときはちょっと緊張しますね。綺麗に仕上がっても、友だちに見せたりはしません。自分だけの密かな楽しみですから」。

子どもの頃に持っていたキャラクターぬりえに比べると、はるかにレベルが高く時間もかかるので、暇つぶしには最適。美しい世界に触れることで乙女心も甦るかもしれない。画材や塗り方についての説明がある“ぬりえ”も多いので、できれば書店で手にとって選びたい。

その2 簡単だけど奥深い“消しゴムはんこ”
温かみのある色や絵柄が人気の“消しゴムはんこ”。mixiコミュニティ「消しゴムはんこ」には約3,400名、「雑貨的消しゴムはんこを楽しむ会」は約8,500名が登録していることからも人気の高さが伺える。

「できあがりを想像しながら、ちまちまと彫っている時間が楽しいです。私はせっかちなので小さい物ばかりだけど、出来上がった“消しゴムはんこ”をペタペタと押す瞬間がたまらないですね」と言うのは久美子さん(32歳 派遣)

小中学生の頃に授業で彫った木版画に比べると、消しゴムはかなり彫りやすいが、ぬりえに比べるとコツが必要かもしれない。

『おしゃれでかわいい 消しゴムはんこで作る年賀状』に作品を提供している、イラストレーターのあかしきょうこさんに制作のコツと楽しみ方を伺った。

「動物などを掘るときは、細かく失敗しやすい目や口は、後で描き入れてもいいと思います。ひとつの作品でいろいろな表情の顔が作れるので楽しいですよ。はんこを1つ作れば、スタンプのカラーや配置を変えるだけで、いろいろなデザインのカードを作って楽しめます」(あかしさん)。


“大人のぬりえ”や“消しゴムはんこ”に共通しているのは、手軽さと没頭。集中して取組む間は、やっかいな仕事や煩わしい人間関係のことも頭の中から消えるだろう。できあがりを想像しながらする作業は、脳の活性化にもつながるそうだ。そして、何よりも時間をかけた成果が作品になるのが嬉しい。

出会いを求めて外に出るのもいいが、寒い季節は、じっくりと作品を仕上げることで、自分と向き合い心を充実させるのも悪くないはず。暇つぶしで、今まで気づかなかった才能も開花するかも?! (オフィスエムツー/神田はるひ)

■取材協力
pomme's sketch book - イラストレーターあかしきょうこ(pomme)のスケッチブック
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