今週のお役立ち情報
【カオス通信】ヤッターマンも不発!不評だったTVアニメの主題歌たち
2008年01月18日10時00分
先日放送された『ヤッターマン』のオープニング(以下 OP)が不評です。私もリアルタイムで見てましたが、本編もあまり面白くなかったので今後録画はしないことに決定しました。1話で早々に見切りをつけたのは久しぶりです。思えばアニソンでファンから苦情が出るというのは、以前から度々ある出来事なので、今回はその歴史の一部をここで振り返ってみたいと思います。
■『ヤッターマン』放送開始日時:2008年1月14日(日本テレビ)
・OP主題歌:「ヤッターマンの歌」(音屋吉右衛門)
・不評度:★★★★★
視聴者から盛大に突っ込まれた問題作。「30年ぶりの復活!」と各所でアオられ、テレビの前でワクテカしながらスタンバイしていた人々のテンションをOPの時点で下げまくった罪な曲です。同曲は元々有名なアニソンを生ギターVer.としてアレンジしたカバー作品。単体で聞けば決して悪くないのですが、ギャグアニメのOPとしてはちょっと考えられないローテンションな編曲となっています。オリジナルの作者・山本正之氏が「デモテープだと思った」と述懐していますが、確かにそうとしか聞こえません。
これが例えば、サントラのボーナストラックなどであったら全然アリだったと思うのですが、アニメ本編のOPでこれが流れたらたまりません。「音屋吉右衛門」は、世良公則氏と野村義男氏の2人によるアコースティック・ユニットとのことですが、何故にこのようなアレンジで『ヤッターマン』のOPに望んでしまったのでしょうか。そもそも"アコースティック"という時点で、何かが間違っていた気がしてなりません。
世良公則氏も野村義男氏も立派なプロのミュージシャンですから、適当に作ったわけではないはずです。もしかしたら誰かに「オシャレな感じで作って欲しい」とか言われていたのでしょうか。不評で楽曲が差し替かわるかもとささやかれていますが、それならばヨッちゃんのエレキギターが唸り、ロックシンガー・世良がシャウトする正調ロックVer.で名誉挽回をしていただきたいところであります。OPアニメの絵の出来が良いだけに本当に残念。
■『機動戦士ガンダム00』放送開始日時:2007年10月6日(TBS)
・OP主題歌:「DAYBREAK'S BELL」(L'Arc〜en〜Ciel)
・不評度:★★★☆☆
数々の名曲をアニメに提供してきたラルクが、まさかの肩すかし。あまり印象に残らない曲なので説明が難しいのですが、一言で言うと「完成一歩手前の曲」といった感じ。もう少し工夫すれば、ちゃんと盛り上がるテーマソングになった気がするのですが……。かつて漫画家を目指していたhyde(ボーカル)、ガンダム好きで知られるtetsu(ベース)という面子を揃えたアニメに理解のあるラルクには、もっと頑張ってほしかったところです。
ちなみにこの曲に不満を持ったガンダムファンが、OPの絵はそのままで別の曲に差し替えるMAD映像祭りが一時期ネット上で発生してました。個人的にお気に入りだったのは「ゴールデンタイム(和田アキ子)」Ver.とか、武富士CMのテーマソング「Synchronized Love(JOE RINOIE)」Ver.とか。ラルクよりも燃えるから困るのであります。
■『らき☆すた』放送開始日時:2007年4月9日(TVK)
・実写EDテーマ各種(白石みのる)
・不評度:★★☆☆☆
『らき☆すた』に声優として出演していた白石稔氏が、実写エンディング(以下 ED)に出演しながらアカペラで歌った曲の数々は賛否両論でした。既成のアニソンを歌うのはまだ理解できたのですが、本人の作詞作曲による脱力ソングを力一杯ダンス付きで披露となると、拒絶反応を起こす人も少なからずいたようです。これら一連のEDテーマは、後にアルバムとして発売され、オリコン最高23位を記録してました。『らき☆すた』人気恐るべしであります。
■『コードギアス 反逆のルルーシュ』放送開始日時:2006年10月6日(TBS)
・OP主題歌:「解読不能(かいどくふのう)」(ジン)
・不評度:★★★☆☆
不評の声があまりにも高く、ジンのボーカル・ひぃたんがブログでキレたという逸話を持つ怪作。アニメ本編とのギャップに耐えられないとの声が続出し、最初は本当に非難されっぱなしでした。その後、独特の歌唱法の影響で歌詞が聞き取れないのを逆手に取り、空耳の字幕を付けたMAD映像が流行。この空耳の歌詞が面白かったのが功を奏し(?)、逆に曲のイメージアップにつながる結果となりました。
■『創聖のアクエリオン』放送開始日時:2005年4月4日(テレビ東京)
・OP主題歌:「Go Tight!」(AKINO)
・不評度:★☆☆☆☆
これは正直いい曲です。ロボットアニメのOPの主題歌としては出色の出来といって間違いありません。ですが悲しいかな、この前に流れていた「創聖のアクエリオン」が名曲すぎでした。アニメを見ていたファンにはこの曲も好評なのですが、最近までテレビで頻繁に流れていたパチンコCMでアクエリオンを知った人達にはピンとこなかったようです。「創聖のアクエリオン」は、女子高生の間で「一万二千年の恋」とか呼ばれたりするラブソングでしたが、「Go Tight!」はそういうノリではなかったですからね。ある意味不幸な曲であります。もっと評価されるべき。
■『ブラック・ジャック』放送開始日時:2004年10月11日(日本テレビ)
・ED主題歌:「黒毛和牛上塩タン焼680円」(大塚愛)
・不評度:★★☆☆☆
何故にブラック・ジャックに黒毛和牛なのか? 上塩タン焼680円なのか? 本当にワケワカランです。この迷曲が意外に騒がれてないのは不思議と言えば不思議。大塚愛だったら何でも許されるのか!? 私には大塚愛の良さは全くわかりません。可愛いっちゃあ可愛いですが。
■『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』放送開始日時:2004年10月9日(TBS)
・OP主題歌:「Wings of Words」(CHEMISTRY)
・不評度:★★★☆☆
この曲がガンダムのOP曲だという事実は、いったい世間にどれだけ知られているのでしょうか。OP映像との違和感は悶絶級で、ガンダムの世界観をものすごく軟弱なイメージに変えてしまっています。当然ファンには不評でした。名曲も適材適所を間違えると台無しという例。
■『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』放送開始日時:1996年1月10日(フジテレビ)
・OP主題歌:「そばかす」(JUDY AND MARY)
・不評度:★★★★☆
ジュディマリのYUKIが『キャンディ・キャンディ』をイメージして作ってしまった曲。せめて原作ぐらいは読むべき。以上!
■『めぞん一刻』放送開始日時:1986年3月26日(フジテレビ)
・OP主題歌:「アローン・アゲイン」(ギルバート・オサリバン)
・不評度:★★☆☆☆
ギルバート・オサリバンの名曲がOP曲として使用されたものの、権利関係の調整が不十分だったため、1度きりの放送となってしまったケース。視聴者からクレームも届いたと伝わってますが、主な原因はOPアニメの出来がショボかったのが原因に100ガバス。
■『ドラえもん』放送開始日時:1979年4月2日(テレビ朝日)
・OP主題歌:「ドラえもんのうた」(東京プリン)
・不評度:★★★★☆
2002年10月〜2003年4月まで放送されていた個性的なアレンジの作品。「ドラえもんのうた」は、渡辺美里版とか女子十二楽坊版とかいろいろ迷走を続けていましたが、おそらく最も不評だったのがこの東京プリン版。テンポが早くて歌えないとの苦情があったようです。
■人気アニメだからこそ……
主題歌で不評が出たアニメは、基本的に有名な作品ばかりです。注目作品だからこそ、期待を裏切られた時の落胆も激しいのでしょう。関係各者はもっとアニソンについて真剣に考えていただきたいと思う次第。タイアップしても構わないんですが、1クールで定着する前に差し替えるとか、明らかに作品に合わない曲を持ってくるのはご勘弁。今CDが売れればいいという、商売根性丸見えな姿勢は未来につながらないと思う今日このごろであります。
■カオス通信バックナンバー
・北朝鮮アニメが日本アニメを越える時 - 2008年1月11日10時00分
・『らき☆すた』の聖地で初詣。鷲宮神社でらっきー☆祈願
・秋葉原スイーツ(笑)を実食でガチンコ評価!
・NHK節が炸裂!? 日本漫画800年の歴史を海外に発信!
・カオス通信バックナンバー一覧
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レッド中尉(れっど・ちゅうい)
プロフィール:東京都在住。アニメ・漫画・アイドル等のアキバ系ネタが大好物な特殊ライター。企画編集の仕事もしている。秋葉原・神保町・新宿・池袋あたりに出没してグッズを買い漁るのが趣味。
Copyright 2008 livedoor. All rights reserved.
■『ヤッターマン』放送開始日時:2008年1月14日(日本テレビ)
・OP主題歌:「ヤッターマンの歌」(音屋吉右衛門)
・不評度:★★★★★
視聴者から盛大に突っ込まれた問題作。「30年ぶりの復活!」と各所でアオられ、テレビの前でワクテカしながらスタンバイしていた人々のテンションをOPの時点で下げまくった罪な曲です。同曲は元々有名なアニソンを生ギターVer.としてアレンジしたカバー作品。単体で聞けば決して悪くないのですが、ギャグアニメのOPとしてはちょっと考えられないローテンションな編曲となっています。オリジナルの作者・山本正之氏が「デモテープだと思った」と述懐していますが、確かにそうとしか聞こえません。
これが例えば、サントラのボーナストラックなどであったら全然アリだったと思うのですが、アニメ本編のOPでこれが流れたらたまりません。「音屋吉右衛門」は、世良公則氏と野村義男氏の2人によるアコースティック・ユニットとのことですが、何故にこのようなアレンジで『ヤッターマン』のOPに望んでしまったのでしょうか。そもそも"アコースティック"という時点で、何かが間違っていた気がしてなりません。
世良公則氏も野村義男氏も立派なプロのミュージシャンですから、適当に作ったわけではないはずです。もしかしたら誰かに「オシャレな感じで作って欲しい」とか言われていたのでしょうか。不評で楽曲が差し替かわるかもとささやかれていますが、それならばヨッちゃんのエレキギターが唸り、ロックシンガー・世良がシャウトする正調ロックVer.で名誉挽回をしていただきたいところであります。OPアニメの絵の出来が良いだけに本当に残念。
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レッド中尉(れっど・ちゅうい)プロフィール:東京都在住。アニメ・漫画・アイドル等のアキバ系ネタが大好物な特殊ライター。企画編集の仕事もしている。秋葉原・神保町・新宿・池袋あたりに出没してグッズを買い漁るのが趣味。
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