メガマック、絶品バーガーに負けじと、「ご当地バーガー」が奮戦中という。
1月14日の日経MJの記事「ブームの予感」で紹介された翌々日、NHK朝のニュースの「街角情報室」でも同様な話題が放映された。
そこで、メディアで伝えられた情報にプラスアルファをお伝えしたい。

日経MJの記事によると、「地バーガー」というべき、地元の食材と調理方法にこだわったが人気という。

一つは「グルメ系」で、小規模事業者がファストフードではあり得ない、こだわりの贅沢な食材で作り上げているという。
ずいぶんメジャーになってしまったが、ハワイアンスタイルで人気の「クア・アイナ」も、元々はオアフ島のノース・ショアで店を開いたとされる、このカテゴリーの元祖のようなものだ。日本でもこのカテゴリーがヒットするのもうなずける。

ユニークなのは「害獣バーガー」。ブラックバス、ブルーギルなどの外来魚。増えすぎて食害をもたらしているイノシシ、シカなどがそうだ。

ブラックバスは鱸(スズキ)科だが、淡水魚独特の臭みがある。調理方法にはさぞ気を遣ったであろうと思っていたら、挽肉を三分の一混ぜて肉らしい食感と味を出しているとのこと。ニュースのインタビューで食べていた女性が「はじめは抵抗があったが、普通においしく食べられる」とコメントしていた。生態系破壊を防ぐ「エコバーガー」として人気だそうだ。

イノシシ、シカは高級食材でもある。どう考えてもうまいだろう。が、兵庫県篠山市では「丹波バーガー」として味噌味のイノシシ肉バーガーを400円で販売しているとのこと。お買い得だ。
ちなみに、獣肉は江戸の昔より”ももんじ”と呼ばれ、根強い愛好家に珍重された食材でもある。東京・両国橋のたもとにある”ももんじや”はももんじをすき焼きやしゃぶしゃぶで食させる店として有名だ。


続きはこちら