今週のお役立ち情報
「ロボカップジュニア、世界に挑戦!」ロボカップジャパンオープン2008沼津、5月開催
2008年01月17日09時06分 / 提供:PJ
【PJ 2008年01月17日】−
沼津市の沼津市民文化センターにて14日、「ロボカップジュニア教室」が開催されました。このイベントは、今年の5月に沼津市で開催される「ロボカップジャパンオープン2008沼津」にせんだって催されたもので、開催地である沼津市とその周辺地域の小中学生にロボカップの競技の一種目である「ロボカップジュニア サッカーチャレンジ」を体験してもらうことが目的に行われました。
「ロボカップ」とは、ロボットによるサッカーを通じて、今世紀に目覚しく発展するであろうロボット工学の発展に寄与すべく、世界に広がるロボット競技です。「2050年までに、自律型のヒューマノイド(人間型)ロボットチームで、ワールドカップのチャンピオンチームに勝つこと」を目標に掲げています。ロボカップは単にサッカーに強いロボットを作ることが目的で行われているわけではなく、その過程で派生する技術をさまざまな分野に活用することが本来の目的です。ロボカップの発足から16年経過した現在では、ロボカップで培った技術を活用して災害救助ロボットを開発するプログラム「ロボカップレスキュー」、次世代のロボカップの担い手を教育するプログラム「ロボカップジュニア」など競技の幅を広げてきました。
その中でも「ロボカップジュニア」は、総合教育プログラムとして高い評価を得ています。それは、工学的な理科や数学といった理数系の能力だけでなく、チーム競技であるためにお互いをプレゼンテーションする国語力、インターネットで海外の先進事例を調べたりする英語力、国際大会では海外の選手ともチームを組むことになりますので、その上にコミュニケーション能力も求められたりと教科横断的な総合学習となっているからです。また、一過性の教育プログラムにとどまることなく、ジャパンオープン・世界大会まで、大学生・研究者までといった継続的にロボカップの場が用意されていることもこのプログラムの大きな強みです。昨年沼津市で行われた技能五輪国際大会で、間近にものづくりの素晴らしさや国際交流を体感した沼津市とその周辺地域の小中学生には、最適なプログラムだと思います。
全部で3回を予定しているロボカップジュニア教室は「子どもの理科離れをなくす会」代表の京都大学総合人間学部講師の北原達正さんが講師を務められます。北原さんは、「能力が未開発のこの分野では、実は多くの才能が未だに埋もれています。その才能を開花させれば、一年未満の学習で世界大会を優勝することもあります。しかしそこには多くの努力と研究があったことは忘れてはいけません。失敗するのは当たり前。1回2回の失敗であきらめずに、3回目4回目で成功することを夢見て努力してもらいたい」と参加した小中学生にこの教室に取り組む姿勢を伝えられました。
第1回の今回のテーマは「プログラミング」。あらかじめ用意されたロボットに対して、基本動作のプログラムを入力することを学習しました。基本動作とは壁やゴールを色や光の量でその位置を判別させたり、ボールを判別させて追う動きなどです。どの子どもたちも北原さんの話にメモをとるなどして、その説明に真剣に聞き入っていました。理解の早い子は、プログラム入力が完了してどんどん試合と調整を重ねていきました。後半ではほとんどの子どもたちが試合を楽しむまでになり、子どもたちがロボットに夢中になっていく姿が見受けられました。
今年の5月の「ロボカップジャパンオープン2008沼津」開催にあたって、開催地の子どもたちもロボカップに参加できるようにと開催地枠が用意されています。その開催地枠での参加をめぐって沼津市とその周辺地域の小中学生による沼津地区予選が3月末に開催されます。私は今回の教室を通してものづくりの楽しさを知った子どもたちがどう学習を重ねて、地区予選に臨むのか非常に楽しみに感じました。きっと素晴らしい成果を見せてくれるものだと確信します。私は今回の取材にとどまらず、地区予選、ロボカップジャパンとロボットや試合を通じて成長していく子どもたちを報道すべく、これからも追いかけて行きたいと思っています。【了】
■関連情報
PJニュース.net
※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。
パブリック・ジャーナリスト 飯田 理一朗【 静岡県 】
この記事に関するお問い合わせ / PJ募集
「ロボカップ」とは、ロボットによるサッカーを通じて、今世紀に目覚しく発展するであろうロボット工学の発展に寄与すべく、世界に広がるロボット競技です。「2050年までに、自律型のヒューマノイド(人間型)ロボットチームで、ワールドカップのチャンピオンチームに勝つこと」を目標に掲げています。ロボカップは単にサッカーに強いロボットを作ることが目的で行われているわけではなく、その過程で派生する技術をさまざまな分野に活用することが本来の目的です。ロボカップの発足から16年経過した現在では、ロボカップで培った技術を活用して災害救助ロボットを開発するプログラム「ロボカップレスキュー」、次世代のロボカップの担い手を教育するプログラム「ロボカップジュニア」など競技の幅を広げてきました。
その中でも「ロボカップジュニア」は、総合教育プログラムとして高い評価を得ています。それは、工学的な理科や数学といった理数系の能力だけでなく、チーム競技であるためにお互いをプレゼンテーションする国語力、インターネットで海外の先進事例を調べたりする英語力、国際大会では海外の選手ともチームを組むことになりますので、その上にコミュニケーション能力も求められたりと教科横断的な総合学習となっているからです。また、一過性の教育プログラムにとどまることなく、ジャパンオープン・世界大会まで、大学生・研究者までといった継続的にロボカップの場が用意されていることもこのプログラムの大きな強みです。昨年沼津市で行われた技能五輪国際大会で、間近にものづくりの素晴らしさや国際交流を体感した沼津市とその周辺地域の小中学生には、最適なプログラムだと思います。
全部で3回を予定しているロボカップジュニア教室は「子どもの理科離れをなくす会」代表の京都大学総合人間学部講師の北原達正さんが講師を務められます。北原さんは、「能力が未開発のこの分野では、実は多くの才能が未だに埋もれています。その才能を開花させれば、一年未満の学習で世界大会を優勝することもあります。しかしそこには多くの努力と研究があったことは忘れてはいけません。失敗するのは当たり前。1回2回の失敗であきらめずに、3回目4回目で成功することを夢見て努力してもらいたい」と参加した小中学生にこの教室に取り組む姿勢を伝えられました。
第1回の今回のテーマは「プログラミング」。あらかじめ用意されたロボットに対して、基本動作のプログラムを入力することを学習しました。基本動作とは壁やゴールを色や光の量でその位置を判別させたり、ボールを判別させて追う動きなどです。どの子どもたちも北原さんの話にメモをとるなどして、その説明に真剣に聞き入っていました。理解の早い子は、プログラム入力が完了してどんどん試合と調整を重ねていきました。後半ではほとんどの子どもたちが試合を楽しむまでになり、子どもたちがロボットに夢中になっていく姿が見受けられました。
今年の5月の「ロボカップジャパンオープン2008沼津」開催にあたって、開催地の子どもたちもロボカップに参加できるようにと開催地枠が用意されています。その開催地枠での参加をめぐって沼津市とその周辺地域の小中学生による沼津地区予選が3月末に開催されます。私は今回の教室を通してものづくりの楽しさを知った子どもたちがどう学習を重ねて、地区予選に臨むのか非常に楽しみに感じました。きっと素晴らしい成果を見せてくれるものだと確信します。私は今回の取材にとどまらず、地区予選、ロボカップジャパンとロボットや試合を通じて成長していく子どもたちを報道すべく、これからも追いかけて行きたいと思っています。【了】
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