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【独女通信】既婚男性は合コンに来るな!

【独女通信】既婚男性は合コンに来るな!
「だまされた…」

 会社員の真理子さん(仮名・34歳)は心の中でつぶやいた。隣に座った友達も、同じことを言いたげな顔をしている。これは一昨年、友達に誘われて参加した合コンでの一コマである。

 真理子さんが「だまされた…」と思ったのは、男性陣が全員、既婚者だったのだ。中には子供がいる人もちらほら。女性側の幹事も、男性幹事が既婚者だと知らなかったそうだ。

「人数合せなら仕方ないけど、全員既婚者はひどい。みんな、『単なる飲み会だと思った』って言ってたけど…。しかも、幹事以外はみんな遅刻してくるし、会計はきっちりワリカン(笑)。大人の余裕ゼロでした」。
 大人の余裕もゼロなら、やる気もゼロなので、彼女を探そうという気もないのがせめてもの救いか。

 独女のみなさんに合コン経験談を聞くと、「男性側に既婚者が混じってた」というケースがよくあることに気づく。合コンとは男女が出逢いを求めて集うもの。そこになぜ既男が参加するのだろうか?
こうした合コンに参加する既男の意見を、代弁してくれるのは会社員の卓也さん(35歳)。卓也さん自身は独身だが、何度か既婚者の友人と合コンに参加したことがあるという。

「合コンに参加する既婚者の男には2パターンいますね。1つは、僕らのような独身男に彼女ができるよう協力してやる、と言って参加するヤツ。このタイプは、自己紹介でオヤジギャグを飛ばしたりして、盛り上げてくれることが多いですね。もう1つは、毎日平和だから、『たまには若い女と飲みたい』と参加するタイプ。どちらにしても、結婚している男にとって、合コンは単調な生活のスパイスみたいな、娯楽なんですよ」。

 つまり、既男たちは結婚生活と言う安全地帯にいながら、ワクワク感を味わっている、というわけだ。けれど、そんな既男たちに独女たちの目は厳しく、「人数あわせでも、男性陣に既婚者がいるのは、何だか許せない」と話す独女は多い。前出の真理子さんは「なんか、損した気分になる」と素直な気持ちを語る。

 独女たちが「損した気分」になるのは、合コンという形態に理由がある。合コンとは、男女同数で行うのが鉄則。そのため、申し合わせていた人数に足りないと、幹事は必死で頭数をそろえなければならない。では、なぜ同数で行うのか。それは、「合コン」が「男女の出会いの場」さらに言えば「恋愛に発展することを期待した上での出会いの場」と解釈されているからである。そのため、すべての参加者により平等に出会いのチャンスがあるよう、男女同じ人数を揃えなければならないのだ。

 合コンで必ずしも恋人が見つかるとは限らないことは、誰もがわかって参加している。しかし、同数の男女が集う合コンに既婚者が混じっていれば、独身者は「チャンスが減った=損をした」と感じるのである。
 年に数回合コンに行くという会社員の慶子さん(仮名・33歳)は、合コンに参加する既男についてこう話す。

「独女と既男がお互いに気に入ったらどうするんでしょうね。日常生活に不満があって参加するなら、さっさと離婚すればいいのにって思う。人脈作りってノリで参加するならいいけど、それは合コンじゃないですよね」
慶子さんの言う通り、男女同数にこだわった飲み会である限り、どんなに既婚者が「合コンじゃなくて、飲み会だもん」と言い訳しても、それは合コンなのである。言い換えれば、男女の比率にこだわらない集まりなら、合コンではなく「飲み会」であると言える。

さて、実際に合コンに既男が参加していたら、どうするか。何度か既男に出くわした経験のある会社員の早紀さん(仮名・34歳)が教えてくれた。
「男性側が全員既婚者だったらがっかりするけど、割り切って考えるようにします。既男と友達になって、その人の友達を紹介してもらうとかね。まあ、そううまくはいかないけど(笑)」

 既婚者も人脈だと考えれば、既婚者合コンも無駄ではないかも!?(栗頭渋子)

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