1月4日に放送された『さんま・玉緒のお年玉あんたの夢をかなえたろかスペシャル』に出演したマーチングバンド『ザ・ヨコハマ・スカウツ』の隊員一人がホームページ上で何故か謝罪した。謝罪内容は以下のようなもの。

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12月1日に、TBSテレビのバラエティ制作の方がいらして、返信された『みんなの夢メール』を見たり、練習を見たり、何人かにインタビューをしたりしました。

インタビューは、「ブラストに出たいですか?」というような内容のものでした。
話を聞くと、8月に行われる「blastII」に出るためのオーデションを受ける企画があるという事でした。実は、その為に色々なバンドに連絡をとり、ブラストに出たいという夢を持っている子を探していたようです。スカウツの中にも、3番目か4番目の夢に、そんな夢を持っている子がいました。数日後、その子に決まったという話になり、話は進んでいきました。

今回、放映前に、この様に経緯を書かせていただいたのは、残念な事に、1月3日現在、撮ったビデオが、どのように編集されたのか、『演出・構成』に関して、私たちの方で確認がとれていないからです。12月16日の段階では、放映前にビデオの確認ができるという事でした。年末・年始とTBSの方へは、ビデオの確認をしたい旨を伝えましたが、受け入れてもらう事ができませんでした。
(原文ママ)

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と、放送された内容と実際は少しばかり食い違っているようなのだ。ではどのように食い違っているのか? 整理していこう。
実際に放送された内容だが、木琴を担当する14歳の少女がブラストのオーディションを受けたいという内容のものだった。このブラストで演奏してみたいというVTRは街頭インタビューによるもの。またブラストで現在活躍している日本人の方に憧れているとコメント。
12月16日にさいたまスーパーアリーナで行われる全国大会を控えつつも、『ブラスト』のビデオオーディション合格のために1日4時間も学校の休み時間を使い練習する14歳の少女。本番には20回以上ものやり直しを行いなんとか難しい課題をクリア。無事ビデオオーディションはクリアーとなり『ブラスト』共演の夢はかなったのだ。

しかし、ここに大きな食い違いが。まず少女の1番の夢は『ブラスト』共演ではなかったのだ。「3番目か4番目の夢」として挙げられていたものをTBS側が『ブラスト』に憧れているように撮りなおし、放送前にどのように編集されたのか確認をしたいという本人達の意志を受け入れずに放送されてしまったのである。

またもや演出に力を入れ過ぎてしまったようである。
この番組、13回目になり結構壮大な夢をかなえてきたのだが、このようなことが明るみに出てしまうと街頭インタビューされる側も萎えてしまう。
livedoor トレビアンニューススタッフの私も以前にこの番組の該当インタビュー(秋葉原にて)に答えた事があるのだが……やはり選ばれる人が選ばれるのね。

参照1:ザ・ヨコハマ・スカウツ (現在謝罪文は削除されています)
参照2:ブラスト!
参照3:議論されているBBS

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