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「飼い主に捨てられ傷付いた鳥たちが暮らす公園」=東京・杉並の善福寺公園

2008年01月05日07時08分 / 提供:PJ

pj
「飼い主に捨てられ傷付いた鳥たちが暮らす公園」=東京・杉並の善福寺公園
左の羽が折れたシナガチョウ。都内善福寺公園で(撮影:工藤明子 1月4日) 写真一覧(5件)
東京・杉並区にある善福寺公園の大小の池には毎年冬になるとオナガガモが多数渡って来て、群れてスイスイと心地よげに泳ぐ姿が見られる。静かに泳ぐカモに混じって「ガーガー」と大きな声で泳ぐシナガチョウが2羽いる。これは野鳥ではなく、名前でわかるように中国原産の家禽(かきん)だそうだ。

 昨年7月19日に、公園内に捨てられていたと善福寺公園サービスセンターによる張り紙がベンチにかかっていた。ペットとして飼われたのち捨てられたものと思われ、成鳥の左の羽が折れているが、専門家に見てもらったところ問題はないとあり、「このような無責任なことはやめましょう」と書かれている。

 捨てられていたのはシナガチョウだけではない。バリケンという南米の鳥も捨てられていたという。中南米産のノバリケンを家禽化したカモ科のバリケンは食用やペットとして飼育されていたのが逃げ出したり捨てられたりして野生化しているのだそうだ。善福寺公園のバリケンは木のしげみにひっそりと隠れるようにしていた。えさを与えてくれる人がいる時や、午後3時半ごろになると出てくるのだという。

 群れて泳ぐカモの姿は平和そのものだが、捨てられて自然の中に放り出された家禽のガチョウやバリケンはどこか悲しげである。飼い主だった人は捨てたペットの行く末が気にかからないのだろうか。

 最後に、ガチョウにきゅうりを与えていた男性は天然のオナガガモに餌を与える害を承知していたが、石神井公園や不忍池には肥満して飛べないカモがいるとの新聞報道もあり、安易な餌やりもしないように気を付けたいものだ。【了】

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※この記事は、PJ個人の文責によるもので、法人としてのライブドアの見解・意向を示すものではありません。また、PJはライブドアのニュース部門、ライブドア・ニュースとは無関係です。

パブリック・ジャーナリスト 工藤 明子

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