【気になるトレンド用語】人気上昇の携帯ゲームに潜む闇
2008年01月08日10時00分 / 提供:ITライフハック
待ち合わせや電車などの移動中でのケータイ利用は日常の景色となってきましたが、最近はちょっと様子が違っているようです。これまで移動中のケータイ利用というとメールが一般的でしたが、最近では、ゲームをしている人を多くみかけるようになりました。
ケータイでのゲームといえば“モバゲー”が10代を中心として人気を呼んでいますが、モバゲーを介した事件が発生するなど、社会問題もおきはじめています。
今回はモバゲーの表と裏について探ってみたいと思います。
■急成長したモバゲーとは
“モバゲー”とは、総合オンラインマーケット「ビッダーズ」で知られている株式会社ディー・エヌ・エーが運営する携帯電話向けのゲームサイト兼ソーシャル・ネットワーキング・サービス “モバゲータウン”の略称です。単に「モバ」と呼ばれることもあります。
モバゲータウンは携帯電話専用サイトのためパソコンやPHS端末からのアクセスはできません。対応端末は、NTTドコモのFOMA、au、ソフトバンクの各端末に対応しています。2006年2月7日からサービスを開始して2007年3月10日までに会員数は400万人を突破するほどの急成長をしています。こうした急成長を支えているのは、高校生を中心とする若年層というのも大きな特徴となっています。
■モバゲーでは何ができるのでしょうか?
モバゲータウンは会員になれば、120種類以上のゲームが無料で遊ぶことができます。
またゲーム以外にもSNS、掲示板、日記、チャット、アバターなどのサービスも楽しむことができます。モバゲータウンの入会理由は「無料でゲームができる」ことですが、入会後はSNSなどを利用して友人をつくる参加者も増えています。アバターのアイテムを購入するための“モバゴールド”というバーチャル通貨も用意されています。
■モバゲーの闇 - 事件発生と対策
2007年11月15日、青森県八戸市のホテルで青森県の女子高校生(16)が遺体で発見され、同じ部屋に泊まっていた無職の男性(30)が殺人の疑いで逮捕されました。二人の出会いのきっかけがモバゲーだったといわれています。また、福島県郡山市でもモバゲーを通じて知り合った女子中学生(13)と性的行為をしたとして男子大学生(21)が11月13日に逮捕されています。
モバゲーでは、会員同士が会うことを禁じていますが、交際目当ての入会も多くなっているようで、出会い系サイト化しているのでは?という懸念もされています。
・女子高生殺害:出会いは携帯サイト? メール交換制限導入
事件を受けて運営元であるディー・エヌ・エーは、メール交換を制限する新ルールを導入し、青少年の保護に本腰を入れ始めています。
これまでディー・エヌ・エーは、会員同士の電話番号や住所の交換を禁じ、違法な書き込みを24時間チェックされていましたが、今後は13歳未満の会員のメール交換の禁止や18歳未満はメール送受信を前後2歳までに制限すると発表しました。また、監視員も100人から300人に増員されます。
・DeNA、「モバゲータウン」の健全性維持に向けた取り組みを大幅強化
・ニュース2007年08月29日 00時42分 更新10代の安全は、こうして守る──“モバゲー流”ケータイサイト悪用の防ぎ方
■規制だけで安全は守れるでしょうか
ディー・エヌ・エーの対策以外にも2007年12月10日、総務省の要請を受けて電気通信事業者協会と加盟しているNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、ウィルコムが18歳未満の利用者に対して親権者が不要としない限り原則フィルタリングを設定すると発表しました。
・携帯フィルタリングサービス、未成年者は原則加入へ--総務省が携帯キャリア4社に要請
この対策は、18歳未満の利用者に対して「有害サイト」の閲覧をできなくするもので、モバゲータウンも「有害サイト」に分類されてしまいます。「有害サイト」の基準や分類は携帯電話事業者によって異なりますが、SNSや掲示板サイトは双方向のコミュニケーションがあることから「有害サイト」としてアクセス制限の対象になるようです。
しかし、自己申告による登録性というシステム上の抜け穴やフィルタリング対策に対しては規制の効果を疑問視する声も「全国webカウンセリング協議会」安川雅史理事長などからあがっています。
また、フィルタリングでの対策には、携帯電話業界団体のモバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)の岸原孝昌事務局長も、健全なサイトも含まれる現在のフィルタリング対策では、未成年へのネットリテラシーを教育できないという問題点を指摘しています。
・子ども・KIDS:ネットの安全対策 利用法、親子で考えて
・フィルタリングで「モバゲー」規制 株価急落でDeNA思わぬ「苦境」
■関連リンク
・ディー・エヌ・エー
・全国webカウンセリング協議会
・モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)
■こちらもオススメ!気になるトレンド用語
・日本最大のイベント? "初詣"って行きましたか
・国民的人気? 今振り返る紅白歌合戦
・Webの便利さが広がる“API”ってなに?
・日本の安全神話崩壊?"銃刀法"って大丈夫なの
・携帯小説は、どこからきて? どこに行く?
・気になるトレンド用語 バックナンバー
ケータイでのゲームといえば“モバゲー”が10代を中心として人気を呼んでいますが、モバゲーを介した事件が発生するなど、社会問題もおきはじめています。
今回はモバゲーの表と裏について探ってみたいと思います。
■急成長したモバゲーとは
“モバゲー”とは、総合オンラインマーケット「ビッダーズ」で知られている株式会社ディー・エヌ・エーが運営する携帯電話向けのゲームサイト兼ソーシャル・ネットワーキング・サービス “モバゲータウン”の略称です。単に「モバ」と呼ばれることもあります。
モバゲータウンは携帯電話専用サイトのためパソコンやPHS端末からのアクセスはできません。対応端末は、NTTドコモのFOMA、au、ソフトバンクの各端末に対応しています。2006年2月7日からサービスを開始して2007年3月10日までに会員数は400万人を突破するほどの急成長をしています。こうした急成長を支えているのは、高校生を中心とする若年層というのも大きな特徴となっています。
■モバゲーでは何ができるのでしょうか?
モバゲータウンは会員になれば、120種類以上のゲームが無料で遊ぶことができます。
またゲーム以外にもSNS、掲示板、日記、チャット、アバターなどのサービスも楽しむことができます。モバゲータウンの入会理由は「無料でゲームができる」ことですが、入会後はSNSなどを利用して友人をつくる参加者も増えています。アバターのアイテムを購入するための“モバゴールド”というバーチャル通貨も用意されています。
■モバゲーの闇 - 事件発生と対策
2007年11月15日、青森県八戸市のホテルで青森県の女子高校生(16)が遺体で発見され、同じ部屋に泊まっていた無職の男性(30)が殺人の疑いで逮捕されました。二人の出会いのきっかけがモバゲーだったといわれています。また、福島県郡山市でもモバゲーを通じて知り合った女子中学生(13)と性的行為をしたとして男子大学生(21)が11月13日に逮捕されています。
モバゲーでは、会員同士が会うことを禁じていますが、交際目当ての入会も多くなっているようで、出会い系サイト化しているのでは?という懸念もされています。
・女子高生殺害:出会いは携帯サイト? メール交換制限導入
事件を受けて運営元であるディー・エヌ・エーは、メール交換を制限する新ルールを導入し、青少年の保護に本腰を入れ始めています。
これまでディー・エヌ・エーは、会員同士の電話番号や住所の交換を禁じ、違法な書き込みを24時間チェックされていましたが、今後は13歳未満の会員のメール交換の禁止や18歳未満はメール送受信を前後2歳までに制限すると発表しました。また、監視員も100人から300人に増員されます。
・DeNA、「モバゲータウン」の健全性維持に向けた取り組みを大幅強化
・ニュース2007年08月29日 00時42分 更新10代の安全は、こうして守る──“モバゲー流”ケータイサイト悪用の防ぎ方
■規制だけで安全は守れるでしょうか
ディー・エヌ・エーの対策以外にも2007年12月10日、総務省の要請を受けて電気通信事業者協会と加盟しているNTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、ウィルコムが18歳未満の利用者に対して親権者が不要としない限り原則フィルタリングを設定すると発表しました。
・携帯フィルタリングサービス、未成年者は原則加入へ--総務省が携帯キャリア4社に要請
この対策は、18歳未満の利用者に対して「有害サイト」の閲覧をできなくするもので、モバゲータウンも「有害サイト」に分類されてしまいます。「有害サイト」の基準や分類は携帯電話事業者によって異なりますが、SNSや掲示板サイトは双方向のコミュニケーションがあることから「有害サイト」としてアクセス制限の対象になるようです。
しかし、自己申告による登録性というシステム上の抜け穴やフィルタリング対策に対しては規制の効果を疑問視する声も「全国webカウンセリング協議会」安川雅史理事長などからあがっています。
また、フィルタリングでの対策には、携帯電話業界団体のモバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)の岸原孝昌事務局長も、健全なサイトも含まれる現在のフィルタリング対策では、未成年へのネットリテラシーを教育できないという問題点を指摘しています。
・子ども・KIDS:ネットの安全対策 利用法、親子で考えて
・フィルタリングで「モバゲー」規制 株価急落でDeNA思わぬ「苦境」
■関連リンク
・ディー・エヌ・エー
・全国webカウンセリング協議会
・モバイル・コンテンツ・フォーラム(MCF)
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・国民的人気? 今振り返る紅白歌合戦
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