フィオレンティーナのチェコ代表DFトマシュ・ウィファルシ(29歳)が、リヴァプールのオファーを断ったことがわかった。
 1月の移籍市場が再開し、リヴァプールはウィファルシ獲得に好ポジションにつけていたかに見えたが、同選手の代理人は、「彼の決断を尊重しなければならない。でも、これには私も大いに驚かされたよ。リヴァプールは普通、一人の選手に二度もオファーを出したりしないからね」と話し、移籍がなくなったことを明かした。
 ウィファルシにはほかにも、トッテナム、アトレティコ・マドリー、ユヴェントス、セビージャ、ゼニトらが興味を示しているが、今季末で現在の契約が切れることから、自由移籍で自分の好きなクラブへ行きたいというのが本音のようだ。フィオレンティーナが提示した3年間の契約延長に合意する可能性もなくはないが、フィオレンティーナの幹部は残留の可能性が非常に少ないことを認めている。