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『メガバカ』復帰もある? “スラダン”パクリ作家復活の謎

『メガバカ』復帰もある? “スラダン”パクリ作家復活の謎
 大ヒット漫画『デスノート』などから多数の盗用があったとして、話題になった漫画『メガバカ』(「週刊少年マガジン増刊 マガジンドラゴン」1月11日増刊号掲載)。作者の豪村中氏も盗用を認め、発売元の講談社が公式ウェブサイト上に謝罪文を掲載した。

 盗用と見られる箇所は、一部のコマだけではなく、ほぼ全ページに渡っており、オリジナルで書かれたコマのほうが圧倒的に少ないという状況。なんと、作者紹介の自画像ですらトレースの疑いがあるという。トレース対象として上がっている漫画は『デスノート』のほか、『多重人格探偵サイコ』、『エア・ギア』、『ショコラ』、『みたむらくん』などの人気作品。2ちゃんねるの検証スレッドでは、「ここまで来ると、もう全コマトレース元があるに違いない!」「普通に漫画描くより大変なのでは…?」「(トレースも)ここまでくると感動を覚える」などなど、注目を呼んでいる。また、「宝探しみたいで面白い」と引き続きトレース元の追究が進んでいるようだ。

 ところで講談社といえば、2005年11月頃にも末次由紀氏のトレース問題が大きく報道された。氏の『エデンの花』やその他の作品が、『スラムダンク』などをトレースしていたとして、当時、「Silver」(別冊フレンド)での連載中止、それまでに発行していた単行本はすべて絶版、回収という厳しい措置が取られた。事実上の漫画家引退かと思われたが、なんと末次氏はこの騒動から1年半も経たない2007年3月に、同じ講談社の漫画雑誌『BE・LOVE』にて読みきりを発表し復帰。その後も作品を発表し続け、12月には単行本も発売、『BE・LOVE』最新号では表紙・巻頭カラーで新連載開始という厚遇ぶりだ。漫画ファン掲示板では「復帰はまだ早い」「少女漫画テイストの末次作品は30〜40代読者層がメインの『BE・LOVE』の雰囲気には合わない」「もともと実力のある漫画家なのでこれからも応援したい」など、賛否両論が巻き起こっている。

 それにしても、トレース問題には出版社の責任も大きいとはいえ、一度“パクリ漫画家”としてレッテルを貼られた漫画家にここまで肩入れするのには、何らかの意向があるのだろうか…? 講談社に何度か問い合わせの電話をしてみたが、ずっと「担当者は不在です」と繋がらず、回答は得られなかった。

 今後もしメガバカ作者がしれっと復活するようなことがあったとしても、何のコメントもなしに世間を納得させるのは難しいだろう。引き続き、氏と講談社の動向に注目したい。

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