ライブレポート：木村カエラ企画「オンナク祭オトコク祭」が開催

　今年10月24日の23歳の誕生日に、通算10作目となるシングル「Yellow」を発表した木村カエラ。今月19日と20日には、東京・LIQUID ROOM ebisにてカエラ企画イベント「オンナク祭オトコク祭」が開催された。

　19日の“オトコク祭”にはASPARAGUS、BRAZILIANSIZE、toeが出演。20日の“オンナク祭”は、チャットモンチー、ROMANES、BONNIE PINKが出演し、自ら「ずっとやりたかった」と語る初の女性客限定で行なわれた。

　「キャー！」という黄色い声援を浴びながら“オンナク祭”のトリとして登場したカエラは、ピースサインで「Yellow」からスタートし、「TREE CRIMBERS」「L.drunk」へと怒涛のロックナンバーを連発。拳を突き上げ飛び跳ねながらも、不思議と汗臭く見えない“女子の熱気”に、カエラも「マジすごい！何この感じ!?」と嬉しそうに語る。

　この季節にぴったりの「Snowdome」「ワニと小鳥」を歌い終えると、客席のあちこちから「かわいい！」との声が上がる。「No Reason Why」「Samantha」を歌い終えると、「せっかくだから女の子同士でしかできない話をしようか」とガールズトークに突入。半分近く彼氏がいない客席に向かって、「多いなぁ!!ここにいない方がいいんじゃないの!?」と突っ込みを入れる場面も。

　ライブ後半は、黄色い「HEY！」という掛け声で始まる「Grand Control」、カッコ良くギターをかき鳴らしながら聴かせた「BEAT」。本編最後の「Magic Music」では「みんなの笑顔が見たい」と一部歌詞を変えて歌い、愛おしそうな表情で観客に歌を届けた。

　当然ながら最後まで黄色い「カエラ」コールに応えて、アンコールでは「Circle」と「リルラ リルハ」を披露。カエラは客席に向かって投げキッスでステージを後にすると、帰りには「カエラサンタさんからのプレゼント」が配られた。「気持ち悪い（イメージ）キャラも作っちゃったし、またやりたいと思っています！」と彼女は語っていた。

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