『FIFAクラブワールドカップジャパン』で浦和レッズ、ボカ・ジュニアーズを破り、世界クラブチャンピオンのタイトルを獲得したミラン。喜びの夜を過ごした後、カカはFIFAワールドプレーヤーの授賞式のため、一足先にスイスに向けて出発し、チームは翌日午後に成田を出発。イタリア時間の午後6時過ぎにミラノに到着した。空港には多くのサポーターや報道陣が集まり、世界一の栄光を祝福した。

 そんなミランだが、イタリアでは喜びに浸っているヒマはない。帰国から中2日の20日には、早速ホームでコッパ・イタリアを戦う。長旅の疲れや時差を考え、レギュラー組は出場を見送る予定だ。

 そして23日には、インテルとのミラノダービーが待ち構えている。スクデット最有力候補のインテルと世界クラブチャンピオンに輝いたミランの対決に、国内は早くも大きな盛り上がりを見せている。いつも以上に熱いダービーマッチとなりそうだ。