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【オトコ魂】若き富裕層はパーティを開くのが趣味

【オトコ魂】若き富裕層はパーティを開くのが趣味
六本木の某クラブで開かれたパーティには名前がなく、フライヤーもなかった。それでも集まった男女は軽く200人を超えている。主宰者が人を選び、その知り合いの知り合いを呼んだ身内だけの秘密のパーティ。主宰しているのはイベントの専門家でもなければ音楽やアートの関係者でもない。実は企業の経営者である。

もしお金持ちになったらどうするだろう? 車を買う? 家を建てる? 旅行をする? そういう望みを全部かなえてしまったら、次は何をしたらいいのだろう? その答えは仕事をする、だ。

「他業種と横のつながりはなかなかできないんですけど、パーティならなし得るというか。みんな自分たちが情報を欲しいし、自分の周りをどんどん呼びながら情報発信をしてみましょうと」

オーガナイザーの1人、佐々木重仁氏によると、このパーティは経営者仲間が持ち回りでオーガナイザーを引き受ける形になっている。ひと口に経営者といっても、人材派遣会社、レンタルオフィス、アパレルなど職種はバラバラ。佐々木氏自身も全国に22店舗を展開するネイルサロンとネイル関連商材を扱う会社の代表取締役だ。

「経営者連中で今回はこの人たちが集まってオーガナイズするよ、と。それをみんなで協賛しようよと。イベント屋さんではないので、みんな本業を持っています。本業とは別に、情報を共有できる場を持っておこうよというわけでやっています」

パーティ会場では高級下着が売られ、ファッションショーがあり、シャンパンが振舞われる。集まっている男女は女性が20代から30代、男性が30代から40代。

「今回は前向きな気持ちのOLの方と富裕層とまではいかないけれど前向きな男性の方のパーティです。富裕層の方をターゲットにしたものもありますよ」

趣味でパーティを開き、人を集め、そこで人脈を作って新しいビジネスを始める。ようはそういうことらしい。

「あの人と僕のこれを噛ませられるんじゃないか? この会社とつなぐと何か仕事にならないか? みたいな、ネットワーク作りをしながら新しい仕事に結び付けていく。昭和の時代は競争社会だったわけですけど、今は共存しながら一緒に登ろうという人が多いなと。だからこういうパーティがいい形になっているのかなと思います」

仕事が遊びで遊びが仕事で。仕事がお金を稼ぐ手段ではなく、仕事をすること自体が楽しいのだ。若い経営者の考えの一端を垣間見た気がした(ちなみにパーティ自体はオーソドックスなものでした)。(川口 友万)

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