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ベンゲルとファーガソンが語るタイトルレースの行方

 16日のプレミアリーグでは4強同士の対戦が行なわれ、アーセナルとマンチェスター・ユナイテッドが勝利を収めた。タイトルを争うライバルチームとの直接対決に勝利した両チームだが、指揮官の反応はまったくの正反対。アーセナルのアーセン・ベンゲル監督が「まだまだ4強の争いは続く」と語る一方、マンUのアレックス・ファーガソン監督は「大きな差がついた」としている。

 本拠地エミレーツスタジアムにチェルシーを迎えたアーセナルは、前半終了直前にDFウィリアム・ギャラスの得点でリードを奪うと、そのまま1-0で勝利を収めた。この勝利でチェルシーと勝点6差、そしてリバプールとの勝点差を10に広げたベンゲルだが、優勝争いの行方はいまだ見えないとしている。

「今日は勝利を収めたが、まだ大きな差がついた訳でもない。安定感のある戦いをしているのは、マンUとアーセナルだと言えるがね。ただ、ホームで多くの勝点を落としているリバプールも、まだまだ優勝争いに絡んでくるだろうし、チェルシーも今日の試合でその実力を証明した」

 一方、アウェイのリバプール戦で1-0の勝利を収めたマンUのファーガソン監督は、4強同士の対戦が優勝争いの行方を左右するとコメント。この時期にライバルのリバプールに勝点9差を付けたことは大きな意味があるとしている。

「12月に入れば、どんな差でも大きな意味を持ってくる。新年を迎える頃まで首位に離されないでいれば、タイトルを勝ち取る可能性は大きくなる。その頃には、優勝を争うチームも見えてくるはずだ。特に今シーズンは、4強同士の対戦が大きな意味を持つと見ている。だからこそ、今日の勝利は非常に大きい。いずれにしても、今シーズンも長く厳しいシーズンとなる」

 リーグ戦の行方について対照的な予測を立てた両監督だが、互いのチームが最大のライバルであるという点では意見が一致している。年末年始にかけてのハードスケジュールを前に、頭ひとつ抜け出した感のあるアーセナルとマンU。両チームを軸に進む今シーズンの最大の山場は、来年4月に予定されている直接対決の舞台となりそうだ。
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