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【独女通信】女の生きざまを「テレジア」に学ぶ独女たち
2007年12月27日18時00分 / 提供:独女通信
現在4巻まで発売中
マリー・アントワネットの母、マリア・テレジアとは別人で、革命期のフランスを類まれな美貌と才知で、自由な恋を楽しみながら生き抜き、革命時代の恐怖政治の立役者、ロベスピエールをギロチン台に送った女性でもある。
現代とは比べものにならないぐらいの男尊女卑思想が常識だった当時のヨーロッパにおいて、次々と男を踏み台にしてのし上がっていった、と書くとまるで物語のようだが、このテレジアは実在の人物。そんな彼女の生涯を描いた漫画「令嬢テレジア」(小学館「女性セブン」連載中・森園みるく画、藤本ひとみ原作)の人気が今、独女の間で広まっているらしい。
友人に薦められて読んでみたという恵子さん(27歳)は、
「女って、ないとはわかっていても、いつか好条件の男性に見初められるかもしれない! とか思ってしまいますよね。若い頃にそんなの夢なのかもって目覚められればいいんだけど、それが20代後半まで続いてしまうと、『ここまで待ったんだから、好条件の男とじゃなきゃ今さら付き合えないわよ!』って余計後に引けなくなる(笑)。 美女とはいえ、それをいとも簡単に手にいれてしまっているのがうらやましい! ……でも、決して本当に幸せではないところも、いいと思います」
と語る。
元々、歴史ものが好きで、原作者である藤本ひとみのファンだったという佳奈さん(28歳)は、
「相手が、地位がどれだけ高くて格好良い男であっても、テレジアは自分の体ひとつで相手を骨抜きにして征服してしまう。自分の中の出世欲と、出世なんてバカバカしいって気持ちを両方同時に満たしてくれる」
というところがお気に入りだ。読んだらどこかスカっとする、というのが共通する意見である。
また、レディコミの女王、森園みるく作画の名に恥じない官能的な描写も独女を惹きつける要素のひとつ。「テレジアの白くてムチっとした体つきでの過激なセックス描写がたまらない」(琴美さん・27歳)という声も。
「テレジア」がこんなふうに独女の心をつかむのはなぜなのだろうか。2006年に連載をスタートさせた仕掛け人であり、担当でもある編集のAさんにお話を伺った。
「テレジアは自分の『女』を使いまくり、男を徹底して踏み台にしているけれど、そこには計算がなく、自分の欲望に正直に生きた結果のこと。だから天真爛漫でイヤらしさがない。欲望のままに生きたい、男をたぶらかして自分の『女』の部分を満足させたい、でも純真さは失いたくない、という女性の多くが持つ願望を、すべて持ち合わせているのが人気の秘訣ではないでしょうか。
また、作画が森園先生によるところも大きいと思います。時代考証がしっかりなされたドレスやアクセサリー、当時の風俗一般の描き方は豪華絢爛で、見ているだけで溜息ものですよ」
女性が求めてなかなか得られぬもの、永遠に夢見続けるもの、そういったものがすべて詰め込まれているのが、この「テレジア」なのだ。「テレジア」はまさに女性の夢のあらわれなのだと言っても過言ではないだろう。
最後に、今後の見どころをAさんに尋ねてみた。
「これからは革命が佳境に突入します。そんな中でもテレジアはやはり、政治や思想に流されたりせずに、自分自身の持つ哲学に正直に生きていく。テレジアが好き勝手に人生を謳歌しようとすることで、結果的に民衆を救っていくという部分の面白さを読んでいただきたいですね。携帯でも配信されているので、過激なシーンもこっそり楽しんでいただけますよ(笑)」
あらら、また女をその気にさせるキーワードが出てきましたね……。
■関連リンク
・森園みるく公式HP
・『ソク読み』(PC)
・『コミック小学館ブックス』(携帯)
・欲望の聖女令嬢テレジア








