今年のクリスマスプレゼントに、サッカーゲームを考えている人も多いのではないだろうか。プロでありながら、サッカー選手にもサッカーゲーム好きが多い。GKブッフォン(ユベントス)に、TVゲームについての思い入れを語ってもらった。

「小さい頃、うちにはコントローラーはおろかコンピュータ自体がなかったから、ゲーム機をもってる友達のところへ通ったものさ。いい時代だったよ。毎日、午後は皆でゲームを遊ぶ約束だった。

 今でも合宿ともなれば、ゲーム機はサッカー選手にとっても一番のおともだね。今までのチームメイトの中で最強のゲーマーは、キエッリーニ(ユベントスDF)。逆に、最低に下手クソだったのは、間違いなく(ベテランの)ユリアーノとディ・リービオの2人だった。

 TVゲームだって趣味の一つだし、熱中しすぎなければ問題ないと思うよ。まあ今、自宅で1時間もやってたら恋人が電源切るけど。

 そうそう、俺はコナミの人間と話したんだ。今のサッカーゲームは恐ろしすぎる! GKを操作できる範囲が少なすぎるよ! だから、“GKをメインにしたゲームを出したら?”ってアドバイスしたんだ。売れると思うんだけどなあ……」

 GKが主役のゲーム……売れ行きはやはり11分の1になりそうな気がしないでもない。
 ちなみにブッフォンによると、ドイツW杯中、優勝したイタリア代表の合宿で選手たちが一番熱中したのは“卓球”だったそうだ。卓球にマジになるデル・ピエロやトッティも是非見てみたいものだ。