上機嫌のウィル・スミス

写真拡大 (全22枚)

2012年、66億人が絶滅し独りの人間がニューヨークで生き残った。その男、ロバート・ネビルのドラマを描くSF映画「I AM LEGEND」が12月14日、日米同時公開となる。ロバート・ネビルを演じるのは、アメリカを代表するドル箱スターの1人、ウィル・スミス。監督は、「コンスタンティン」のフランシス・ローレンス。

「I AM LEGEND」のプロモーションツアーとして、ウィル・スミス、フランシス・ローレンス、そして製作・脚本を担当したアキバ・ゴールドマンが来日。12月4日、六本木グランドハイアット東京に於いて、来日記者会見が行われた。

会場に登場したウィル・スミスは、「ワォー!」と雄たけびを上げるほどの上機嫌。「本当に日本に来ることができて嬉しい。こうして騒いでいる自分が、ちょっぴりアホかいなという感じ」と挨拶。冗談交じりの記者会見が始まった。

役作りのために、戦争捕虜になった人たちや刑務所で独房に入っていた人たちと話をしたというウィル・スミスは、映画の中で最も孤独を感じたシーンを「人と居ると刺激を受け、その中で色々と反応する。ところが今回は一人だったので、頭の中で刺激を想像しなければならなかった。レンタルショップでマネキンと話をするシーンがあるが、自分に問いかけて自分で答えなければならない。そのシーンが大変だった」と語った。

「I AM LEGEND」は過去に、「地球最後の男」(邦題)として二度、映画化されている。
その前作との違いについて、フランシス・ローレンス監督は、「今回の作品は、主人公に光を当て、その主人公が味わった気持ちなど、心の旅を描いているところが大きな違いだ。」そして、アキバ・ゴールドマンは、「1950年、60年、70年、SF映画を珍しいものを見るような感覚で見ていた。その後、SFの人気は低くなったが、現在の世界状況を理解するにあたって、大変面白い作品になっていると思う」と、今回の映画化への意気込みを語る。

最後に、ウィル・スミスは、「各々が少しでも進歩しようと努力していれば、必ず世界も少しずつよくなっていく。嫌なことが沢山あったとしても、指をさしてこれのせいだと言わず、自分の心の中をもう一度見て改良していけるのなら、この世の中も絶対によくなっていく」とメッセージを残した。

近未来に起こる人類滅亡の危機。その中で独り生き残ったロバート・ネビル(ウィル・スミス)の呼びかけに、映画館で応えて欲しい。

監 督:フランシス・ローレンス
脚 本:マーク・プロトセヴィッチ
出 演:アリス・ブラガ、ウィル・スミス、ダッシュ・ミホク、サリー・リチャードソン ほか
配 給:ワーナー・ブラザース映画
公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/iamlegend/
12月14日、日米同時公開

■関連記事
地球最後の男!ウィル・スミス日本に降り立つ!
“地球最後の男”ウィル・スミス 注目の超大作を引っさげて日本に到着!
衝撃!東京が大崩壊の図!アメリカで作られた日本スペシャルはコレ!