レギュラーガソリンの全国平均小売価格は1987年4月に調査が始まり、今年11月に調査開始以来の最高値を記録しましたが、来月には卸価格が約7円値上げされることから、さらなる高値になることが確実となりました。これでガソリンの全国平均小売価格は1リットルあたり155円を超えると見られており、灯油も1缶(18リットル)あたり1700円超と最高値を更新する見込みです。

車の給油や家庭用ストーブの灯油などサイフへの負担が大きくなるので、給油できるものは早めにやっておいたほうがよさそうです。

詳細は以下の通り。
石油製品の卸価格改定について
【プレスリリース 2007/11/29発行】ENEOS−新日本石油−


石油元売り最大手の新日本石油によると、為替レートは円高となったものの、原油価格が上昇したことから月次コストが11月に比べて1リットルあたり5.6円増加、卸価格は9月に比べて1リットルあたり16.7円程度上昇することになるそうです。また、同じく石油元売り大手のジャパンエナジーや昭和シェル石油も卸価格を1リットル7円程度値上げすることを決めたため、ガソリンの全国平均小売価格は155円超の水準となる見通しです。

また、灯油価格はガソリンより値上げ幅が大きいとみられているそうで、1缶(18リットル)あたり1700円超となり、12月には1800円台になる可能性も十分あるようです。

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