FXのスワップ金利を利用すれば、レバレッジ2〜3倍に設定することで、年収1000万円が可能だ。ただ短期では達成はできない。10年単位での運用が必要だ。今回は私の例を用いて説明しよう。

■狂った「私の老後計画」

 1990年頃、30代半ばを迎えた私は、始めて老後のことを考えて投資というか貯蓄的なものを開始した。当時は日本興業銀行や日本長期信用銀行などが5年物利付金融債を発行していた。バブル経済の頂点だったこともあり金利が税引き後で年率8%あった。

 5年複利で運用するワイドというニックネームをつけられた金融商品だった思う。60歳まで一生懸命働いて1億円くらい貯めてこの商品で運用すれば利息で年間800万円程度入ってくるので年金と合わせれば働かないで年収1000万になると考えた。

 ただそうは問屋が卸さないもの。5年満期を迎える1995年には金利はその半分の4%となっていた。バブル崩壊が始まり、株価も3万8000円から2万円割れとなっていたからだ。

 1990年に考えた取らぬ狸の皮算用は成り立たなくなり、金利収入年1000万円を得るには2億円貯蓄しなければならなくなっていた。当初の倍の貯蓄が必要となり、自分でも「無理かな?」と思った。

 さらに5年後の2000年では金利は銀行破たん、デフレ景気で1%と低下していた。最初の1000万プランを達成するには10億円貯蓄しないといけなくなってしまった。努力してもどうなる数字ではない。宝くじに当たっても無理だ。

■海外ジャンク債へ 成功と失敗を味わう

「もう日本の低金利には頼れない」と思った私は海外の高金利に走った。


野村 雅道[著]

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