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[CNET Japan] フォーチュン、影響力のあるビジネスパーソンを発表--第1位はS・ジョブズ氏

2007年11月29日12時01分 / 提供:CNET Japan

CNET Japan

 Fortuneの世界で最も影響力のあるビジネスパーソンのトップ4に入った5人は、テクノロジ業界にも非常になじみのある顔ぶれである。そして読者がトップ5に入ると予測したかもしれない名前の1つはそこにはない。

 筆者はトップ4に入った5人と書いたがこれはFortuneのリストなので、順位の付け方がおかしければ同誌に文句を言ってほしい。その点についてはここでは触れずにおく。

 Fortuneのウェブサイトに米国時間11月27日に掲載されたリストによると、Appleの共同創設者であるSteve Jobs氏が第1位になった。同誌によるとAppleの会長兼最高経営責任者(CEO)であるJobs氏はグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)と「デスクトップパブリッシング」を導入したことによって「コンピュータ業界の方向性を2度変えた」と指摘している(「デスクトップパブリッシング」を括弧でくくったのはFortuneの原文によるものである)。また、Jobs氏がエンターテインメント業界に進出し、「iPod」や「iTunes」を導入するとともにアニメーション制作グループPixarで成功したことも高く評価している。

 第2位は出版業界の大物、Rupert Murdoch氏である。News Corp.の会長兼CEOであるMurdoch氏は先ごろ、The Wall Street Journalを買収してインターネットに大きな波紋を投げかけたが、2005年に5億8000万ドルでMySpaceを買収したときに引き起こされた大波に比べればたいしたことではない。世界最大のソーシャルネットワーキングサイトであるMySpaceは世界中に1億人のユーザーを擁している。Microsoftによる先ごろの出資によってライバル企業のFacebookの評価額がちょうど150億ドルになったことを考えれば、Murdoch氏はテクノロジ業界史上でもかなり良い買い物をしたことになる。

 テクノロジ業界の次なる大立者については、Fortuneの順位の付け方は3人をひとまとめにしているためちょっとおかしい。それはともかく、次に登場するのはGoogleの面々である。彼らの預金口座の残高を考えればもっと上位に来るべきだと読者が考えるなら、独自のルールを作っても構わない。第4位に選ばれたのは、Eric Schmidt氏、Larry Page氏およびSergei Brin氏の3人である。2000年にはYahooにサーチエンジンを提供していたGoogleが、現在では世界最大級の企業になっている。広告業界を「大きく」混乱させたばかりでなく、GoogleのCEOと共同創設者たちの野望は「とどまるところを知らず」、今度はワイヤレス業界や再生可能エネルギーに注目しているとFortuneは指摘している。

 第5位はWarren Buffett氏である。テクノロジ業界では中心的な人物ではないが、コントラクトブリッジを愛好するBuffet氏は市場を動かし、スポーツ選手に助言を与えて奮起させることでも知られている。また、著名な友人でブリッジ仲間でもあるBill Gates氏をランキングの入れ替えでベスト5から追い落とした。

 Bill Gates氏は、5位どころか6位でもない(6位はExxonMoblilのRex Tillerson氏である)。Microsoftの共同創設者兼会長を見つけるにはさらにランクを下がらなければならず、ビジネス界で7番目に影響力を持つ人物とされている(第4位に入っているGoogleのSchmidt氏、Page氏およびBrin氏を別々に数えればGates氏は上から9番目である)。同誌は「ソフトウェア産業を創出し、PCの隆盛を陰で支えた立役者である」と指摘しているが、ランクを下げたのはMicrosoftでの地位が近々パートタイムになることによるものなのか。

 Gates氏をトップ5の圏外に追いやったもう1人の大物はGoldman Sachsの会長兼CEOのLloyd Blankfein氏(第3位)である。

 リストに登場するその他のテクノロジ業界の有力者には、Cisco Systemsの会長兼CEOであるJohn Chambers氏(第11位)とHewlett-Packard(HP)の会長兼CEOであるMark Hurd氏(第16位)がいる。驚いたことに、IntelのCEOであるPaul Otellini氏、eBayのCEOであるMeg Whitman氏、そしてFacebookの創設者であるMark Zuckerberg氏はランク入りしていない。Zuckerberg氏は最近テクノロジ業界の最も影響力のある人物に選出されたばかりだ。

 リストに見あたらないその他の名前としては、かつてAppleを買収しようとしたが、結局断念したOracleのCEO、Larry Ellison氏や、Jobs氏がAppleのトップとして復帰して数々の成功を生み出すようになる前にCEOを務めていたGil Amelio氏が挙げられる。

この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ

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