CLグループCでは首位レアル・マドリーがアウェイでブレーメンと対戦。試合は立ち上がりから激しい展開となり、開始5分にローゼンベリのゴールでブレーメンが先制。マドリーも14分、左サイドでフィードを受けたロビーニョがドリブルで突破し、同点ゴールを挙げた。
 しかしホームのブレーメンの勢いは衰えず、40分にはローゼンベリのアシストからサノゴがボレーを突き刺して再び勝ち越しに成功。58分にはフントが右足で、勝利をぐっと近づける3点目を奪った。2点ビハインドのマドリーはファン・ニステルローイのゴールで1点差に詰め寄ったが、反撃もここまで。
 3−2でブレーメンが勝利し、勝ち点を6に伸ばし、決勝トーナメント進出に可能性を残した。

 一方、ラツィオ対オリンピアコスは2−1でアウェイのオリンピアコスが勝利。オリンピアコスは勝ち点を8に伸ばした。
 この結果、グループCはマドリーが勝ち点8でいまだ首位に立っているものの、最下位のラツィオ(勝ち点5)までチャンスが残された大混戦状態、最終節は要注目となった。対戦カードはレアル・マドリー対ラツィオ、オリンピアコス対ブレーメン。