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【オリコンうがや訴訟9】ソニーME元社長が証言 オリコンのチャート操作、働きかけ日常化

【オリコンうがや訴訟9】ソニーME元社長が証言 オリコンのチャート操作、働きかけ日常化
丸山茂雄(まるやましげお)氏。1941年生まれ、早大商学部卒。ソニー・ミュージックエンタテインメント元社長(1998年〜2000年)。新しいインターネット型レコード会社「247music」社長。
 レコード業界のリーディング・カンパニーであるソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)元社長の丸山茂雄氏は、「オリコンが正確だなんて誰も期待してない」「権威だと思い始めたのがヘン」と語る。日常化しているレコード会社員によるオリコンのチャート集計責任者との会食の目的は「順位を上げてほしい」と希望を伝える働きかけだという。小売店での操作や組織的買い取り、業界誌という位置付けなどの話からも、「チャートの公平性・中立性など最初から期待していない」ことが業界の常識であることが分かった。

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【Digest】
◇「生まれながらにしての権威」と勘違い
◇レコード業界「順位何とかしてよ」
◇「今回大事な時期」とアピール
◇オリコンの建前「お話を聞くだけ」
◇サウンドスキャン登場でズレをなくすことに
◇「順位を甘くしてもらえる」雰囲気を出す
◇レコード店での操作と組織的買い取り
◇オリコンは音楽業界の応援団
◇オリコンはまさに『業界誌』

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 オリコンは、チャート集計の透明性について疑問を投げかけたフリージャーナリストの烏賀陽弘道氏を相手取り名誉毀損で5000万円の損害賠償訴訟を起こし、今も係争中である。12月11日の東京地裁の第6回口頭弁論では、烏賀陽氏とオリコン側証人への尋問が行われる。

 レコード業界のリーディング・カンパニーである、ソニー・ミュージックエンタテインメント(SME)の元社長(1998年〜2000年)である丸山茂雄氏は、ソニー時代はレーベル「エピックソニー」を育て、佐野元春、TMネットワーク、大江千里、渡辺美里、バービーボーイズなどのスターを輩出し、日本のポピュラー音楽の黄金時代を築いた人物である。

 ソニーを退いてからは「247music」という新しいインターネット型レコード会社を興し、今も一線で活動中。現在も、音楽業界への影響力は非常に大きい。

 その丸山氏が実名でのインタビューに応じ、レコード会社とオリコンの関係についてその実態を詳しく証言した。

◇「生まれながらにしての権威」と勘違い
−−レコード会社にとって、オリコンとはどういう会社なのですか?

丸山「オリコンという会社は、先代のお父さん(オリコン創業者・先代社長の小池聰行氏)ががんばってアメリカの『ビルボード』なんかを見ながらつくった会社ですが、(2001年に)亡くなった後、いまは息子さん(小池恒氏)が事業を継いでます。

 お父さんは、自分が広告塔になって、いろんな媒体に『オリコン調べ』『オリコンデータ』とかいうクレジットを出してもらうことでブランドを作り上げました。マスコミ、音楽業界、テレビやラジオがみんなオリコンのデータを使うことで、自分達のビジネスに役立ったので亡くなったお父さんは大変尊敬されてました。

 息子は2代目なので、もともとオリコンには絶対的権威があるというふうに感じているようですね。あと株を(2001年に)上場したことがあの会社にとって大きいですね」

−−株の上場が、ですか?


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