Tバック・手ブラは当たり前! ジュニアアイドルたちの未来はどうなる?

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 10月16日、ジュニアアイドル業界に激震が走った。業界の最大手出版社である心交社のチーフプロデューサー有金慈青容疑者、そしてビデオ制作会社LLCの社員、春山弘文容疑者ら4人が、児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕されたのだ。渦中の心交社にコメントを求めたが「何を聞かれても、弊社としてはノーコメントとしか言えません。現段階で、お話できることはありません」と答えるのみ。


白濁液ぶっかけに、電マまで……曖昧な自粛基準

(中略)ジュニアアイドル業界の関係者に、今回の事件について聞いたが、写真家の会田我路氏の事務所「スプラッシュ・プロ」は、心交社同様にノーコメント。DVD『桃色聖春女学園』『EIGHT』シリーズなどで、白濁液ぶっかけ(実際には練乳などだが精液のようにも見える)、電マ(AVなどで股間を刺激する電動マッサージ器)使用など過激な作品を多く制作している「有限会社レイフル」代表の落合孝介氏は「現状では、情報も錯綜しており、何が正しくて何が間違っているのかも曖昧な状況で、できればコメントは出したくない」と前置きした上で、「業界としては過激路線の作品について自粛傾向にありますが、それが正しいかどうかさえわかりません。事実関係がはっきりしていないこともあって、自粛するにもどういったライン引きをしていいのか判断しかねる状況です。業界として行き過ぎている部分は確かにあるわけで、検討しなければならないとは思っています」と話してくれた。

 一方、実娘の泉明日香を「Tバック中学生」として売り出し、きわどいジュニアアイドルムーブメントを作り上げた張本人といっても過言ではない、所属事務所社長兼マネージャーのKOTOMI氏は、娘の作品について「児童ポルノのつもりは一切ございません」と、違法性を全否定。彼女の作品の多くは心交社から発行されているが「今回逮捕された方は、直接ウチの娘の作品を担当されたことはないので、私どもには関係ないこと。心交社から出すとはいっても、私が完全プロデュースしているので、明日香の作品は問題ないと考えています。これからも同社で作品を出すことは、変わらず続けていきます。とはいえ、同社から出されているほかの作品は、えげつなくて、見たくもございません」(KOTOMI氏)と強気な態度を崩さなかった。

 さて、逮捕された有金容疑者について「かなりイケイケな人でした」と語るのは、ジュニアアイドル業界の内情に詳しいA氏だ。


強引なやり口が、摘発のきっかけに

「誰が最初に捕まるか、というチキンレースでしたが、その中でも有金氏は『Tバックなんてやって当たり前。布があれば透けててもいい』という人。モデルの少女に対しても直球な言葉で演出の説明をしていた」

 2005年2月に心交社から発売された、しほの涼(当時13歳)の1st写真集『りょうおもい』は、中学生で初めて当たり前にパンチラを始めたエポックメイキング的な作品。昨年10月には、史上初のTバック小学生として三花愛良(当時12歳)を大々的に売り出すなど、確かに同社は、ジュニアアイドル作品の過激路線を牽引してきたともいえる。だが、最近では同社以上に過激な作品を制作しているメーカーも多数あった。薄い布地の水着でモデルの股間への食い込みを強調する演出は、もはやジュニアアイドル業界では当たり前となっており、最近リリースされた、大手ジュニアアイドル事務所「チャーム」所属の山中知恵(12歳)の写真集『Etude』でも、股間のスジにレオタードを食い込ませた写真が表紙に使われている。なぜ、今回心交社だけが摘発されたのだろうか?

「ウチに所属するジュニアアイドルが、心交社の現場に臨んだ当日、露出度の非常に高い水着しか用意されておらず、『これしか衣装がない』と強引にそれを着せられる羽目になったことがありました。通常、事前に衣装合わせがあるはずなのですが……。これでは、トラブルが起こるのも無理はない」(某芸能事務所マネージャー)

「今回の捜査は、家出した女子高生の家族から、警察が相談を受けたことで始まっています。撮影に関して、心交社が親に正式に了解を取っていなかったのか、あるいは少女本人のギャラなど金銭的なトラブルからか……いずれにせよ、契約に関する認識が相互に十分でなく、強引な方法で撮影を進めた結果によるものではないでしょうか」(前出・A氏)

 どうやら、心交社の摘発は、内容の過激さだけが問題というわけではなかったようだ。
(岡沢宏志/「サイゾー」12月号特集「ヤバい本!100冊」より)

※画像:心交社摘発事件の要因となったと噂されるDVD

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