長南&郷野がUFC初登場!一体どんなファイトを見せてくれるのか?

写真拡大

17日(土・現地時間)、米国ニュージャージー州ニューアークのブルデンシャル・センターで、UFC78「VALIDATION」が開催される。

メインはライトヘビー級のマイケス・ピスピン(英国)×ラシャド・エヴァンズ(米国)というTUF2(=エヴァンズ)、TUF3の優勝者同士の対戦が行われる。ただし、日本のファンが注目するのは、やはりウェルター級で出場する2人の日本人ファイターになることは間違いない。

まず、オープニングマッチに出場するのは、ザ・ジャパニーズ・センセーションというニックネームがついた郷野聡寛。対戦相手のタンデム・マックローリーは、193センチとこの階級ではありえない長身の持ち主だ10戦10勝のキャリアをマックローリーに対し、郷野のアウトボックスが通用するか。また、UFC公式発表によると、郷野の身長が170センチと発表されているが、果たしてこれは郷野陣営の陽動作戦の一環なのか、ズッファの単なるミスなのか。入場シーンとともに気になるところだ。

郷野とは対照的に、日本と同じピラニアの異名でPPV登場となる長南亮は、いきなりUFCウェルター級主力のカロ・パリジャンとの対戦となる。パリジャンは、柔道の投げ技と、パウンドやエルボー、腕関節などを中心としたアグレッシブなファイター。チーム・クエストでこの一戦に備える長南は、スタンドでのエルボーに磨きをかけているという情報もある。超難敵であるが、その分、ハイリスク・ハイリターンで、大物食いを米国で見せてくれるか、非常に楽しみな一戦だ。

このほか、PPV枠ではチアゴ・シウバ(ブラジル)とヒューストン・アレキサンダー(米国)の一戦や、ライト級でご当地ファイターといってもいいフランク・エドガーが、スペンサー・フィッシャーと対戦。ノーPPVでも、HERO‘S王者JZ・カルバンの盟友マーカス・アウレリオが、UFC初勝利を賭けてルーク・カウディーロと戦い、TUF6で人気者となったジョー・ロエゾンが38歳18戦18勝のジェイソン・レインハルツと対戦するなど、ライト級の注目カードが目白押し。また長南&郷野と同じウェルター級では、当初の予定では長南の対戦相手だったチアゴ・アウベスと、ベテランのクリス・ライトルという渋めのカードも行われる。