【気になるトレンド用語】今更聞けない!ハードディスクの単位
2007年11月20日10時00分 / 提供:ITライフハック
パソコンの用語ってわかりにくいですよね。例えば、ハードディスクやメモリの容量、○○Gバイトとか、○○Mバイトとか。ふだん何げなくつかっている“バイト”って、どんな単位なんでしょう。
今回は、今更聞けないパソコンの数値や単位について調べてみましょう。
■バイトの謎 いろいろ
1M(メガ)バイトは、何 K(キロ)バイトなんでしょうか?
答えは1024Kバイト。
では、なぜ1,000Kバイトではなくて1,024Kバイトなんて中途半端な数字なんでしょうか。
そもそもコンピュータが扱うデータの最小単位はビット (bit) と呼びます。これは英語の binary digit (2進数字)の略で、2進数の1桁のことなのです。
一般の生活では、10進数が使われていますが、コンピュータは信号の“オン”と“オフ”で数を認識するため、オンを1、オフを0で扱う2進数を使用していることに起因しています。
そして、1ビットが8ビットになったとき、8ビット=1バイト(Byte)という単位になります。
コンピュータでは、この1バイトで1文字(半角)を表すことができます。つまり、1バイトが人がコンピュータのデータを一般の感覚で認識できるようになる最小単位なのです。
コンピュータは、1バイト(8ビット)で256までの数字を表現することができます。これはコンピュータ内では、0〜255までの数字をアルファベット(27文字)と数字(0〜9)を組み合わせて文字を認識するからです。ちなみに、漢字を表現するには2バイトが必要になります。
1バイトが1024集まると1Kバイト(1024バイト = 1Kバイト)です。人間の世界でもk(キロ)は千を表す単位で日常で使用していますが、24の端数は何を表しているのでしょうか。コンピュータの世界は2進数なので、10進数とは差が発生するのです。
・コンピュータ 1K (2の10乗 = 1,024)バイト
・人間 1k (10の3乗 = 1,000)
なお単位は、K(キロ)、M (メガ)、G (ギガ)、T (テラ)ごとに1024倍になります。
■プロパティに表示される容量が少ない?
パソコンで表示される容量ですが、製品で表示される数字と実際に使った際にプロパティなどで表示される数字が少ないのですが、これはなぜなんでしょう。
例えば、80Gバイトのハードディスクを取り付けた場合、ハードディスクのプロパティを見ると使用可能な容量は80Gバイトよりも少ないことに疑問を感じている方も多いと思います。
ハードディスクの容量は1G = 1024Mバイトではなく1G = 1,000Mバイトの容量で表示されています。そのため、1024で計算すると7.4%少なくなります。カタログ値で80Gバイトのハードディスクも実際には約74Gバイトしか使用できないのです。それにより、購入時に表記されている容量と実際パソコンで使用するときの容量に差が生じるというわけです。
現在よりハードディスクの大容量化がさらに進むと誤差も大きくなりますから、誇大表示として問題視されるかもしれません。
表示上の問題以外にも考慮すべき点はあります。論理フォーマットの際には、ファイルシステムで使用するための領域が少なからず確保されます。ファイルシステムの領域にはファイル名やディレクトリ構造を記録したり、システム起動用のプログラムが置かれたりします。
また、FAT系のフォーマットでは常に先頭セクタがブート用に確保され、その後の数セクタにFAT(ファイル・アトリビューション・テーブル)が置かれます。つまり、この場合には論理フォーマットを施しただけで最低でも数セクタ分は容量が減るということになります。その他、パーティション(ハードディスクの分割)の切り方によってクラスタあたりのセクタ数が変わることもあります。
■新しい単位系の制定
10進法系の単位と2進法系の単位とを区別する必要性は以前は認識されていて、代表的な例が小文字の「k(キロ)=1000」、大文字の「K(ケー)=1024」とすることでした。しかし、メガ(M)やギガ(G)ではこのような手段は用いられなくなっています。
残念ながら“M”は最初から大文字なので、2進であることを示すための大文字を使用にすることはできなかったためです。
そこで1998年に「1Ki(キビ)=1024」、「1Mi(メビ)=1024Ki」、「1Gi(ギビ)=1024Mi」という新しい単位系が設定されています。
・http://www.linux.or.jp/JM/html/LDP_man-pages/man7/units.7.html
この新しい単位系が使われている実例としては、 「PartImage」というバックアップソフトの操作画面で「19.12GiB」とか「996.22MiB」という表示で採用されています。最近ではフリーソフトやLinuxの世界では使用されるようになってきているようです。
・http://www.aconus.com/~oyaji/backup/partimage.htm
とはいえ、この単位系は普及しているとは言えません。Windowsで採用されたりすれば一般化するかもしれませんね。
■こちらもオススメ!気になるトレンド用語
・PV/UUはもう時代遅れか! ところでPV/UUって何?
・現代のオアシス!静寂を実現するノイズキャンセラとは
・WindowsでJavaはもう使えない? -JavaとJavaスクリプト-
・女子中高生に人気の"プロフ"その光と闇
・鉄オタがブーム? 鉄ちゃん〜乗り鉄、鉄ヲタを学ぶ
・気になるトレンド用語 バックナンバー
今回は、今更聞けないパソコンの数値や単位について調べてみましょう。
■バイトの謎 いろいろ
1M(メガ)バイトは、何 K(キロ)バイトなんでしょうか?
答えは1024Kバイト。
では、なぜ1,000Kバイトではなくて1,024Kバイトなんて中途半端な数字なんでしょうか。
そもそもコンピュータが扱うデータの最小単位はビット (bit) と呼びます。これは英語の binary digit (2進数字)の略で、2進数の1桁のことなのです。
一般の生活では、10進数が使われていますが、コンピュータは信号の“オン”と“オフ”で数を認識するため、オンを1、オフを0で扱う2進数を使用していることに起因しています。
そして、1ビットが8ビットになったとき、8ビット=1バイト(Byte)という単位になります。
コンピュータでは、この1バイトで1文字(半角)を表すことができます。つまり、1バイトが人がコンピュータのデータを一般の感覚で認識できるようになる最小単位なのです。
コンピュータは、1バイト(8ビット)で256までの数字を表現することができます。これはコンピュータ内では、0〜255までの数字をアルファベット(27文字)と数字(0〜9)を組み合わせて文字を認識するからです。ちなみに、漢字を表現するには2バイトが必要になります。
1バイトが1024集まると1Kバイト(1024バイト = 1Kバイト)です。人間の世界でもk(キロ)は千を表す単位で日常で使用していますが、24の端数は何を表しているのでしょうか。コンピュータの世界は2進数なので、10進数とは差が発生するのです。
・コンピュータ 1K (2の10乗 = 1,024)バイト
・人間 1k (10の3乗 = 1,000)
なお単位は、K(キロ)、M (メガ)、G (ギガ)、T (テラ)ごとに1024倍になります。
■プロパティに表示される容量が少ない?
パソコンで表示される容量ですが、製品で表示される数字と実際に使った際にプロパティなどで表示される数字が少ないのですが、これはなぜなんでしょう。
例えば、80Gバイトのハードディスクを取り付けた場合、ハードディスクのプロパティを見ると使用可能な容量は80Gバイトよりも少ないことに疑問を感じている方も多いと思います。
ハードディスクの容量は1G = 1024Mバイトではなく1G = 1,000Mバイトの容量で表示されています。そのため、1024で計算すると7.4%少なくなります。カタログ値で80Gバイトのハードディスクも実際には約74Gバイトしか使用できないのです。それにより、購入時に表記されている容量と実際パソコンで使用するときの容量に差が生じるというわけです。
現在よりハードディスクの大容量化がさらに進むと誤差も大きくなりますから、誇大表示として問題視されるかもしれません。
表示上の問題以外にも考慮すべき点はあります。論理フォーマットの際には、ファイルシステムで使用するための領域が少なからず確保されます。ファイルシステムの領域にはファイル名やディレクトリ構造を記録したり、システム起動用のプログラムが置かれたりします。
また、FAT系のフォーマットでは常に先頭セクタがブート用に確保され、その後の数セクタにFAT(ファイル・アトリビューション・テーブル)が置かれます。つまり、この場合には論理フォーマットを施しただけで最低でも数セクタ分は容量が減るということになります。その他、パーティション(ハードディスクの分割)の切り方によってクラスタあたりのセクタ数が変わることもあります。
■新しい単位系の制定
10進法系の単位と2進法系の単位とを区別する必要性は以前は認識されていて、代表的な例が小文字の「k(キロ)=1000」、大文字の「K(ケー)=1024」とすることでした。しかし、メガ(M)やギガ(G)ではこのような手段は用いられなくなっています。
残念ながら“M”は最初から大文字なので、2進であることを示すための大文字を使用にすることはできなかったためです。
そこで1998年に「1Ki(キビ)=1024」、「1Mi(メビ)=1024Ki」、「1Gi(ギビ)=1024Mi」という新しい単位系が設定されています。
・http://www.linux.or.jp/JM/html/LDP_man-pages/man7/units.7.html
この新しい単位系が使われている実例としては、 「PartImage」というバックアップソフトの操作画面で「19.12GiB」とか「996.22MiB」という表示で採用されています。最近ではフリーソフトやLinuxの世界では使用されるようになってきているようです。
・http://www.aconus.com/~oyaji/backup/partimage.htm
とはいえ、この単位系は普及しているとは言えません。Windowsで採用されたりすれば一般化するかもしれませんね。
■こちらもオススメ!気になるトレンド用語
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