吉報!大学生の43%が「エンジニアって魅力的」
今、若者の間でエンジニアがどう思われているのか?もし人気がなかったら……という不安の中、しかし今回、Tech総研で300人の大学生にアンケートを行ったところ、約半数がエンジニアに魅力を感じているという事実が発覚した!

その1:就職を控えた大学3,4年生300人がイメージするエンジニアって?
「エンジニア」を応援し続けてきたTech総研では、リニューアルを記念して改めてエンジニアという職業が世の中からどう見られているかを解明すべく、就職を控えた大学3、4年生300人を対象にアンケートを実施。その結果、「エンジニア」という職業が意外!?にも、学生の間で人気が高いことが判明(下表参照)。また、エンジニアを希望している学生は、「今大学で学んでいることを仕事でも生かしていきたい」と、ほかの職業を希望する学生よりも仕事に対し、明確なビジョンをもっていることがわかった。
この結果は、最近、理系離れによる「エンジニアの卵」の減少という事実に少なからず不安を感じていたTech総研にとっては、ホッとする結果が出たといえる。それでは学生にとって、エンジニアのどんなところが魅力的で、どんなところに不安を感じているのか? 今回、アンケートのほかにもそれぞれ理系、文系を専攻している2人の現役大学生にインタビューを実施。さらに、現在の就職市場における最新動向も絡めて、大学生にとっての「エンジニア」という職業の存在価値をひもとくためのヒントを探ってみた。

■エンジニアと聞いて真っ先に浮かぶ仕事のシーン
まず「エンジニア」という言葉は、大学生にはどの程度なじみがあるのだろうか? アンケートを行ったところ、右表のような結果が出た。それでは、エンジニアと聞いて真っ先に浮かぶ仕事のシーンとは? これは、大きく分けて3つに分類された。プログラム系、ハード系、研究系である。
インタビューをした2人の学生の意見も聞いてみると、本人も理系を専攻し、将来エンジニアへの道を希望しているA君(24歳 大学4年生)からは、「作業服を着て大きな工場で働いているイメージ」、つまりハード系のイメージが浮かぶとの回答が得られた。一方、具体的なイメージがわかないと答えていた文系のB君(24歳 大学4年生)は、「エンジニアは車のデザインや設計などを行い、ひたすらパソコンの前で頭を酷使していそう」と、ソフト系の仕事のシーンが浮かんだようだ。また、アンケートでも2人と同様の意見は多く、それにプラスして、「研究室でひたすら研究している姿」と答えた人も多数を占めた。この3つのイメージは、学生だけでなく一般的な認識にも近いものだろう。

<大学生300人のコメント>
・IT関係の技術者を思い浮かべる。キレイな都会のビルで働いている イメージ
(22歳 大学3年生)
・新製品の開発に四苦八苦しつつも、それを楽しんでいる人たち
(20歳 大学3年生)
・研究室に閉じこもり、PCの前にひたすら向かっている。横には寝袋が常備
(22歳 大学4年生)
・全身真っ黒で油まみれになって機械をいじくる姿
(21歳 大学3年生)


■エンジニアに対する印象
山のように押し寄せる膨大な仕事の数々を、常に頭をフル回転させ次々とこなしていくエンジニアたち。残業はもちろん、貴重な休みも返上して仕事をするなんて当たり前。世間一般ではそんなマイナスなイメージを持たれかねない職業だが、それでは、学生にとってはどうなのだろうか?
アンケートの結果を見てみると、学生のもつエンジニアに対するイメージは意外にも良く、約半数が魅力的だと感じている事実がわかったのだ(右図参照)。その理由を調べてみると、もっとも多い理由として「時代の最先端で仕事をしているから」というもの。若い学生たちにとって、時代のニーズにこたえ、自分たちの力で新しいものを次々と開発していくというエンジニアの仕事は、憧れの的だったのだ! 実際にインタビューに答えた学生2人も、エンジニアという職業が今の日本を大きく支えていると感じていた。「エンジニア=未来を切り開く」という定義が学生の間では浸透しており、魅力を感じる最大の要因となっているようだ。

<大学生300人のコメント>
・時代の最先端で活躍し、今後の未来を大きく変えていきそうでかっこいい
(21歳 大学3年生)
・スペシャリストな感じがしてかっこいい。社会を支えている感じがする
(22歳 大学3年生)
・自分が作ったものにより人々が楽しい気分になることが魅力的
(20歳 大学3年生)
・時代に合った職業だが、離職率が高いことがちょっと不安でもある
(20歳 大学3年生)


その2:就職市場での、学生の「エンジニア人気」はいかに?
続いてリクナビ編集長であり、現在の就職事情に詳しい前川氏に、学生にとってエンジニアという職業がどれほどの人気があるのか話を聞いてみた。エンジニア人気の低下を心配しているTech総研のインタビューに、前川氏はこう語る。「学生によるここ数年の人気業種は、マスコミ、商社が上位を占めている。しかし、IT関連などのエンジニア職も、将来性があるという理由で近年、志望者が増加傾向にある。理系にしろ文系にしろ、今の世の中を生き抜いていくには、IT技術を身につけることが必要不可欠だと感じている学生が多い」。

そこからは、「最先端技術を駆使する仕事」に強く惹かれている今どきの学生の志向が見て取れる。しかし前川氏いわく、エンジニアを希望するいちばんの決め手は、仕事内容よりも「実際に会ったエンジニアたちの印象」らしいのだ。会社訪問などで学生たちが実際に目にした先輩エンジニアたちが、どれほどイキイキとして仕事に打ち込んでいるのか。その印象により学生たちは自分の進路を決めることが多いという。つまり、今後日本に多くのエンジニアが誕生するか否かは、現役エンジニアたちにかかっているのだ。


その3:大学生にとって「エンジニア」は必要な存在か?
今回インタビューを行った現役大学生や、アンケートを実施した300人の学生の多くが、エンジニアが世の中にとって、絶対に必要な職業だと答えている。アンケートに最も多かった意見は、 「これからの技術開発もエンジニアの活躍がなければあり得ない」という理由や「時代を動かしていくかなめとなる職業なので世の中には必要不可欠。エンジニアなしでは今のIT業界はなかったはず。そして、今後についても同じことが言えるはず」といったもの。

そんな学生たちのエンジニアに対する期待にこたえるため、現役エンジ ニアたちがしなければならないこととは?
それは、まずは自分自身がエンジニアであることを楽しみ、胸を張って仕事をしていくことではないだろうか。社会の未来を担い、誰も知らない先端技術を生み出していくエンジニアは、決して魅力のない職業ではない。その誇りを胸に、世の中の生活をがっちり支えていく姿を学生たちにもっとアピールできたら、日本のエンジニア業界は今後もより盛り上がっていくだろう。また、そこに日本の将来がかかっているといっても過言ではないと、Tech総研は考えている。

■関連リンク
livedoor キャリア
ツライ!でも言えない!上司への弱音の吐き方・伝え方
彼氏彼女がいないアナタに・・・出会いのキッカケは意外なところにある!
気になるアノ人の”給与明細”はたしていくら!?
【面接必勝法】プロフェッショナルとしての意識が採用の可否を決める!