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ビクトル・バルデス、“ライカールト政権”で最高のプレー

ビクトル・バルデス、“ライカールト政権”で最高のプレー
堅い守備に支えられて活躍中のビクトル・バルデス
 ビクトル・バルデスは今季のバルセロナでカギとなる役割を背負っている。世間ではバルサの攻撃陣を絶賛する声が上がっているが、その間ひそかにビクトル・バルデスはデビュー以来最高の成績を挙げているのだ。今季戦った15試合で失点はわずかに8。ライカールト監督がベンチに座って以来、これほど失点が少ないことはなかった。ちなみに04−05シーズンは失点9、03−04シーズンは12、05−06シーズンと06−07シーズンは13ゴールを決められている。

 しかしそれだけではない。先日のレンジャース戦でビクトルはバルサのヨーロッパでの無失点記録を更新した。現在の記録は466分。75−76シーズンにモラが記録した406分を大幅に上回った。彼がチャンピオンズリーグで最後に失点したのは昨シーズンのリバプール戦だった。そしてリーガでもビクトル・バルデスは2度目のサモラ賞(最小失点GK)獲得に向けて順調である。

 ビクトル・バルデスがこれまでの試合で見せている活躍に異論はないが、さらに彼の記録を支えているのはチームの守備だ。昨シーズンの終了後、バルサが新しいチームに要求したのは守備の強化。そのため、質の高い守備的ボランチの獲得とDFラインの強化はシーズンオフの補強の最優先事項だった。

 そこで獲得したのがトゥーレ・ヤヤ、ミリート、アビダルだ。今のところこの3人は期待以上の活躍を見せている。トゥーレの中盤での仕事には誰もが驚き、アビダルは現在ライカールト監督が最も試合に起用している選手。ミリートについてはサラゴサ時代の活躍を考えれば驚くことではない。レンジャース戦の試合後、バルサのヨーロッパ無失点記録更新を知らされたバルデスが、この記録は守備全体の仕事の成果だと語ったのもうなずける話だ。

翻訳:渡辺 麻紀

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