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【坂井千明のコース解説】ジャパンカップ、ジャパンカップダート

2007年11月19日14時00分 / 提供:UMAJIN

UMA-JIN
【坂井千明のコース解説】ジャパンカップ、ジャパンカップダート
【ジャパンカップ・コース図解説文】
2400mのスタートは坂下、まさに坂を上りはじめる地点。3〜4コーナー全体が滑らかな形状になっていおり、レースを通じて2度の坂越えがある。そのうちゴール前の直線は220mで2.1mという長い上り勾配(直線自体の距離は525.9m)。スタミナがなければ乗り切れない東京名物だ。 写真一覧(3件)
ジャパンカップ・コース解説

 東京の芝2400mは、2003年の改修工事によって、騎手にとっての難易度がガラッと変わったコースといえる。

 当時は3〜4コーナーにかけて偽直線があり、それに戸惑って逆手前で走ってしまう馬もいるほどだった。それが偽直線をなくしたことで、その問題が解消され、さらに急だった4コーナーが滑らかな形状に。また、それだけでなく、すべてのコーナーのカーブが緩やかになり、今や新人でも乗りやすい馬場になったんだ。

 それでも、2度にわたる直線の坂越えはかつてと同じ。スタートは坂下の平坦部分から、今まさに上ろうとする地点に変わったが、結局は直線部分のうち、坂のある部分とゴール前の平坦部分は2度通過することになる。

 また、3〜4コーナーの形状の変化は、内々の経済コース有利という状況を顕著にした。以前は、急な形状とスピードによる遠心力で、多くの馬が外へ外へとフラれたものだが、今は内枠からスッと好位を取れれば、おおむねスムーズな競馬が可能。力が抜けた馬がいるレースなど、このコース特性を味方にした馬が好勝負に持ち込むケースがある。

 そういえば、今年のジャパンCに出走予定のインティライミ。2005年のダービーでの佐藤哲三騎手のレース運びは見事だった。

 スタートするとサッと好位の内々に入れて、道中もスムーズ。3〜4コーナーも内々をピッタリ走って、直線に向くと、逃げ馬が少しだけ開けていた最内を躊躇なく狙った。結果的にディープインパクトの2着だったが、理想的なレースができての敗戦といえるだろう。

 結論として、この距離の理想は、好位の内々、または内々を先行というスタイル。そうでない場合、内々を回れても結局は外に出さなければならず、これは馬の能力と乗り役の腕が試される。もちろん、先行して2度の坂越えを耐える、というのも能力があってできる芸当だけに、そういったタイプの馬には特に注目だろう。今年でいえばメイショウサムソンがそれに近い存在かもしれない。(次のページへ
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JCダート  コスモバルク  ディープインパクト  競馬  ダービー  
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