若きベテラン=スティーブンソンは、初めてのUFC王者挑戦のときを迎えた

写真拡大 (全2枚)

2008年1月19日(土・現地時間)、英国ニューカッスルのメトロアリーナで「UFC80 RAPID FIRE」の開催が、ズッファから発表された。

同イベントの目玉となるのは、UFC世界ライト級暫定王座決定戦、BJ・ペンとジョー・スティーブンソンの一戦だ。現王者ショーン・シャークは、7月7日に米国カリフォルニア州サクラメントで行われた「UFC73」でのエルミス・フランカとの防衛戦後、薬物使用検査で陽性反応が出て1年間の出場停止処分(挑戦者のフランカも陽性反応が出ており、これを認めたが、シャークは薬物の使用を否定し審議中)となっている。

そこでUFCで初めて暫定王者決定戦が行われるのだが、元UFC世界ウェルター級王者のペンにとっては、2003年2月に宇野薫と王者決定戦に挑んで以来のライト級王座へのチャレンジとなる。もともとペンは、2002年1月にジェンス・パルヴァーが持つUFC世界ライト級に挑戦し、戦前の予想を裏切り判定負けを喫して以来、同階級で世界一の異名をとりながらも、これまでベルトをその腰に巻いたことがない。

ウェルター級王者時代にUFC離脱、その後はヘビー級まで階級を上げたが、06年にUFCに復帰。ウェルター級で王座取り失敗すると、今年のTUFシーズン5のコーチ役でライト級にカムバックを果たした。6月のTUF6フィナーレでは、因縁のライバルであるパルヴァーからしっかり一本勝ちを奪い、シャークの出場停止がなければ、早々のタイトル挑戦が予定されていた。

ペンと暫定王座を争うスティーブンソンは、25歳ながら16歳でMMAデビューを果たし、この試合が実にキャリア40戦目となる経験豊かファイターだ。TUFシーズン2で優勝し、UFCと3年契約。その後ウエルター級からライト級に転向し現在まで、4連勝と波に乗っている。

グラップラーとして抜群のセンスを誇り、極めも強い両者だけに、MMAといえば立ち技+パウンドが中心の英国にあって、めまぐるしい寝技を攻防に披露することになるろう。

なお当大会では、ガブリエル・ナパォン・ゴンザガ×ファブリシオ・ヴェウドゥムのブラジリアン同士のヘビー級戦が行われることも決定している。両者は2003年9月にブラジルのジャングルファイトで対戦し、このときはヴェウドゥムがTKO勝ちを収めているが、UFCではナパォンの方が高い評価を得ており、満を持してのリベンジ戦となる。

このほか、イェース・ローダン(フランス)対マーカス・デイヴィス(米国)のウェルター級の一戦が合わせて発表された。