ロシアのツングースカ川上流一帯は、一瞬ですべての物体が破壊され、消滅した。宇宙より飛来した物体が地上6キロメートルの上空で大爆発。その強烈な破壊力を持つ天体爆発により、地上のありとあらゆるものが破壊されたのだ。

この超自然現象が発生したのは、いまから約100年前の1908年(明治41年)。はるか宇宙より飛来した隕石(または彗星)が地球に落下し、なんらかの影響により地上到達前に空中で大爆発。地球にはほとんど存在しないイリジウムという物質を飛散させながら、爆発地から半径30キロメートルの木や建物を一瞬にしてなぎ払い、1000キロメートル離れた建物のガラスを震えさせたという。

それだけすさまじい天体爆発だったが、死者は1名にとどまったという。しかし、天体が飛散させた物質の影響からか、動植物に突然変異がみられたとされているが、詳しくはわかっていない。ほかにもまだ謎は残っている。これだけの大爆発ながら、前出のイリジウムや、ケイ酸塩鉱物が検出されたのみで、飛来物体の破片がまったく発見されていないのだ。

諸説としてUFO大爆発説や、タイムマシン大爆発説もあるが、データが少なく謎である。ちなみに学者は、質量は約10万トン、直径60〜100メートルの天体で、爆発は広島に投下された原子爆弾1000個分の威力と推測。ツングースカ大爆発として20世紀の謎のひとつとされている。

[詳細記事]

■オススメ! 最新人気トレビアンニュース
いきなり失業したNOVAの講師ブログ!
アイヤー!『ニコニコ動画』台湾人は台湾版より日本版が好き!
伝説のクソゲー『チーターマン2』が15年ぶりに復活! ニコニコ動画でブーム

■関連リンク
宇宙人いる? いない? アンケート