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<F1>アロンソ、あとはサインするだけ

<F1>アロンソ、あとはサインするだけ
ブリアトーレはアロンソへのオファー内容を決める会議を開いたが、果たして実を結ぶのか
 マクラーレンから開放されたフェルナンド・アロンソは現在、自らの元に届いたオファーを検討しているところだ。すでに5チームからオファーが届いていて、どれでも好きなチームと契約できる状態だ。しかし、ひとつだけハッキリしていることは、ルノーが第一候補だということだ。アロンソとマクラーレンの契約が破棄された後、ルノーのチームディレクター、フラビオ・ブリアトーレと彼のアドバアザーたちが、アロンソにどのようなオファーをするか検討する会議を開いていたことを、マルカ紙はつかんでいる。

 ここで、契約期間と資金、2つのことが鍵となってくる。まず第1に、ルノーはプロジェクトを完成させるためには最低2年の時間を要するため、契約期間は最低2年は欲しいが、アロンソの希望契約期間は1年だけだ。それは何度も噂になっているような、フェラーリと契約するためではなく、2009年にまた自由の身となりたいためだ。だがもし、ルノーとの関係が悪化したら、1年という選択肢もでてくる。BMWとフェラーリは、来シーズンのアロンソの希望に沿うチームではないため、実現は不可能だろう。

 マクラーレンのチームディレクターのロン・デニスは、すでにマクラーレンと来シーズンの契約をしたはずだが、彼は今シーズンの失敗も来シーズンの展望も話していない。BMWはすでに2人のドライバー、ハイドフェルドとクビカに愛想を尽かしており、どちらがBMWのドライバーに相応しいのかを決定する最終段階にきている。

 第2の鍵となる資金面だが、問題はルノーとその他のチーム、どちらがより多くの資金を調達してくるこということだ。この問題をルノーが解決すれば、アロンソは間違いなく2008年、ルノーのドライバーとなるだろう。

 ルノーの次に可能性が高いのはトヨタだ。トヨタはアロンソに巨額のオファーを提示し、彼の好きなようにチームを作ってもいいという条件もつけている。そしてセカンドドライバーも彼が自由に選べるという、まさに至れり尽くせりの契約内容だ。さらに、トヨタのオファーは1年の可能性が高い。

 可能性としては低いが、レッド・ブルという選択肢もある。だがこれは、最近になって出てきた選択肢で、説得力に欠け、ルノーのエンジンを使っているが、ポテンシャルの面でルノーとトヨタには及ばない。彼らのエンジンは、ルノーからデータ収集のために初期段階で支給されるもので、提供元のルノーのマシンに勝つことはあり得ない。これはF1の世界では誰もが知っていることである。

 さらに本紙はマーク・ウェーバーが、自身のチームであるレッド・ブルと契約しない方がいいとアロンソにアドバイスしたことを知っている。アロンソの友人であるウェーバーは、何か大事なことを達成したいのなら、レッド・ブルと契約するのはやめた方がいいと言い、自身が置かれている状況を説明した。

 そして最後の可能性はBMWだが、彼らは資金もマシンもない。レースに勝てる要素もなく、給料も安いチームにアロンソが行く可能性は限りなくゼロに近い。彼は巨額のオファーを断るつもりも、ビルヌーブのようになるつもりもない。

翻訳:堀内和薫
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