NOVA講師ふたりの朝食である

写真拡大

『日本に来ていきなりNOVAなくなっちゃった』と題されているブログで、ふたりのアメリカ人NOVA講師がいまの現状をつづり、大きな話題になっている。なんでも、アメリカの大学を卒業したのち、夢と希望を持って日本に来日したものの、たった1か月でNOVAに大事件勃発。仕事もなく給料ももらえず、悲惨な状況におちいってしまったのだとか。

では、そのふたりを紹介しよう。「さぁ、日本で夢を追いかけるぞ!!」と来日したのは、所持金が31 円のジョエルと、半年ほどは生きられる貯金があるジャスティン。いまはふたりで助け合い、ジャスティンの資金であと3か月は生きられるそうだ。ジャスティンによれば、そこそこのお金を持って来日したものの、まさかNOVAが崩壊するとは思わず、日本を観光したり教材を買ったりカラオケに行ったりして日本を満喫していたとのこと。しかし、NOVAが崩壊したのちは、以下のような生活を送っているという。

「今となっては160円をケチるために新大阪から梅田まで歩く日々。だいたい1時間くらいかかるんだよ。パソコンのマウスも買いたいけど高すぎる。安くても 1280円もするんじゃ今の僕には買えるわけがない。アメリカ地図を切り裂いて自分の部屋のデコレーションをした。だってポスターさえも買うお金がないんだから。友達とスターバックスで会うときはいつもクッキーか一番安いコーヒーを買う。それでも280円ぐらいはする。ご飯はたいてい醤油かけご飯か100 円のインスタントラーメン。今日僕は、自分の予定を書くために100円ショップでノートを買ったんだけど、買ったあと後悔。ノート買うぐらいだったら何か食べ物買えばよかった・・・。どんなものを買うときでも僕はとりあえず自問自答してみる。それが本当に今必要なのか?って。飲み物もいつも水か牛乳しか飲まない。ときどき自分へのご褒美としてジュースかビールを飲むぐらいだ」

「先週からずっと、夜の3時以降まで寝付けないのはきっとそのせいだ。4時半まで寝付けないときもある。睡眠薬を薬局で見たりもしたんだけど900円ぐらい・・・今の僕には高すぎて買えない」(ブログより抜粋 / 原文まま)。

なんとも悲惨な状況である。それなのに、NOVAの代表はスイートルームのような社長室を使用していたという。つらくても薬すら買えない従業員のことなど、頭に浮かぶ余地すらないだろう。

とはいえ、まだふたりに希望はある。ジャスティンはブログにこう書いている。「きっと20年後、今のこの経験が最高の思い出になるだろうと思う。こういう試練がお金では買えない価値のある物に、そして将来就職する時にも大いに役立つだろう」。前途多難でも、ふたりの船は着実に前へ進んでいるようだ。
[詳細記事]

参照:『日本に来ていきなりNOVAなくなっちゃった』

■オススメ! 最新人気トレビアンニュース
2007年最もダサイファッションはこれだ!
強烈なクソゲー『チーターマン2』が歌になった!
伝説のクソゲー『チーターマン2』が15年ぶりに復活! ニコニコ動画でブーム

■関連リンク
あなたが選ぶ英語の絵本ベスト10ランキング