赤福・御福餅の企業モラルが伊勢の観光と信用を揺(ゆ)るがしている。遷宮を前にこれで良いのか=三重県
2007年10月31日09時45分 / 提供:PJ
逃げまとう御福餅幹部と社員、それを追うマスコミ。 (撮影:長戸稔、10月30日朝) 写真一覧(5件)
これを受けて29日、国と三重県(農水省、保健所食品衛生)は御福餅本家に立ち入り調査をした。続いて30日朝9時からお福餅本家と工場を再度念入りに調査をした。工場の製造者ではなく営業担当者が製造年月日を延ばして先付けをしていた事実や、残ったお餅とあんこを分けて再使用していた疑惑のあること事が分かった。赤福のやっていた事もお福餅のやってきた事も人後におちる。地域を誇る和菓子メーカーのモラルはどこに行ってしまったのか。この2社は消費者の裏切り行為を何十年もやってきた。
PJニュース記者は最後までお福餅本家と工場に張り付いていたので、町の声と観光客の声を拾う事ができた。この本家は赤福直営の販売店が一軒置いて隣にあるのだが、二見浦商店街の人々の口は重い。
二見に宿泊していた観光客は「今日は帰りに伊勢の思い出にお福餅を土産に買う積もりでいたが、テレビ、新聞で売れ残りを食べさせられるのかと思うと買う気がしません。東京の孫たちへのみやげ物は赤福と決めていたのですがひじきにしました。伊勢志摩の人たちは皆が親切でした」と語った。
二見の地元の人は「御餅屋の社長は年代的に物を捨てるのが嫌いで“勿体ない”が先にたちます。その気持ちも分からんでない。何もない時代に育っているからネ。しかし、作り過ぎるからそうなるんだョ・・・。売れ残るまで、何で作るのやろなぁ・・・。赤福問題が出るまで、悪い事と知らなかった」と意味深いことを話してくれた。【了】
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パブリック・ジャーナリスト 長戸 稔
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