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【独女通信】独女の母がビシビシ言うわよ! その1「娘の合コン」
2007年11月01日18時00分 / 提供:独女通信
ウェディング―女優、華麗なる愛と結婚 二見書房
「こんないい話は二度とないのよ。最強で最高のトリオ。どれを選んでもハズレはない。お願い、孫を抱かせてなど贅沢は言わないから、せめてウェディングドレス姿を母に見せてちょうだい」
そんな泣き落としが通じるわけもなく、「洋服を買ってあげるから」という母の物量作戦が功を奏し、合コン成立です。
申し遅れましたが、私、当通信に初登場致しました雛子の母でございます。まさか「独女通信」からコラムの依頼がくるとは。でもわが娘同様、巷で頑張って生きている独女の皆様のお役にたてばと、喜んでお引き受けいたした次第です。早速、今回のお話でございますが、某会で独身の会社社長を見初めた私は、2人の娘たちのために合コンを企画したのです。
ところで年功序列が我が家の家訓。妹雛(25歳)には例え気に入った男がいようとも姉雛(30歳)に譲るようにと。幼い時から、服もお菓子もお姉ちゃんが先と厳しくしつけられてきた妹雛は、結婚もお姉ちゃんが先なのかとむくれておりましたが、男性陣の年齢が40歳と聞いてしぶしぶ頷きました。主役の姉雛のために、当日の美容院の予約をついでに私も予約。後は三日後の合コン当日を待つだけの夜に、社長から電話が。
1人メンバーが増えたと言うのです。すでに最強メンバーが揃っているのに新メンバーは銀行員。これまた申し分のない面子です。
ところが、突然、社長が小声になり、「僕はぜひお母さんに来てほしいと思っているのですが、他のメンバーが」と口ごもるのです。
空気が読めない私ではありません!
「私が一番人気になっては困るってこと? 」「そ、そうなんです。本当にすみません」買ってしまった服だけが悔しかった。
そして当日です。姉雛と妹雛はそれぞれ友人を一人引き連れ会場へ。
自宅待機をしていた私の元に携帯が鳴りました。
「お、か、あ、さ、ん! 妹雛が席を替わってくれないの」
姉雛がしくしく泣いているのです。
事情を聞けば、店のテーブルは4人がけ。弁護士司法書士コンビのテーブルへ妹雛と妹雛の友人が強引になだれこみ、姉雛と姉雛の友人は社長と銀行員のテーブルへ。
「いいじゃないの。社長と銀行員で、何がいけないの?」
「お母さん、私、太った人が苦手だって知ってるでしょ?」
「銀行員が太っているの?」
「銀行員はかなりの太め、社長は太め。早く妹雛に席を替われってお母さん、言ってよ」中肉の社長を姉雛は「太め」だというのです。
「そんな場所で姉妹喧嘩をするんじゃありませんよ」
強く言い聞かせましたが、もう懲りました。二度と娘の合コンなど企画はいたしません。次回は私も参加できる「独女の合コン」をただ今、計画中! (オフィスエムツー/雛子の母)
(注)文中の「雛子」とは娘のことを指す
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