28日に行われたプレミアシップ第10節の試合で、ここまで負け知らずの2チームが直接対決、期待に違わぬ面白い試合を展開した。
 アンフィールドで行われたリヴァプール対アーセナル戦は、リヴァプールがトーレス、カイト、ヴォロニンのFW3人とジェラードで、4−2−3−1という超攻撃的な布陣を敷き、なんとしても勝ち点を奪うという姿勢で臨むと、開始7分にはジェラードの強烈なFKがネットを揺らし、先制する。
 しかし、現在プレミアで一番いいサッカーを見せると評判のアーセナルは、素早いパスまわしでボールを支配すると、それまで頑張っていたリヴァプール守備陣に疲れが見えてきた80分、セスクがフレブのスルーパスに抜け出し、冷静な一振りでついに同点。
 試合はこのまま1−1のドローで、アーセナルは連勝こそ12で止まったが、両チームとも無敗を守った。
 アーセナルは勝ち点を26に伸ばし、得失点差でマンチェスター・ユナイテッドを上回って首位に返り咲き。リヴァプールは、チェルシー、ブラックバーンに勝ち点1及ばず6位に後退した。