ありそうでなかった!?ユーザー参加型の競馬予想サイトが登場

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 競馬ファンが待ちに待った秋のG1シリーズ。今週末からでも天皇賞(秋)、エリザベス女王杯、マイルチャンピオンシップ、ジャパンカップなど、年内にまだまだ9戦の開催が予定されている。競馬ファンならずとも胸躍る季節。本命か、それとも穴狙いか。馬柱とにらみ合っている人も、かなり多いはずだ。

 そんないま、これまでにないサービスで注目を集めている競馬予想サイトを紹介。『みんなの競馬予想』β版がそれ。その名のとおり、一般の競馬ファンが自分の予想を公開することができ、なおかつ基本的に閲覧は無料。いわゆるユーザー参加型(CGM型)の競馬予想サイトで、その気軽さがウケている。

 競馬予想関連サービスというと、その多くは有料会員制が基本。サイトを訪れても肝心の予想サービスはたいていが閲覧できない。かりにできたとしても、オプションで高い料金を支払うというのが常識だ。そのぶん本格的である反面、「ちょっとチャレンジしてみたい」「G1ぐらいは勝負したい」といった人たちにとっては、ややハードルの高いサービスになっていた。

 もっと気軽で便利な予想サービスってないの?

「そんな、多くの、ごく一般的な競馬愛好家に支持されるサイトを作りたかった」とは、『みんなの競馬予想』をリリースした株式会社イトクロの黒岩剛史CEO。取材に応じた黒岩氏によれば、「目標は来年9月でユーザー数10万人」で「当社のCGMノウハウやメディアノウハウを存分に用いたい」とのこと。より幅広いユーザーに対応するため、携帯版のリリースや地方競馬への対応も予定しているという。

 この『みんなの競馬予想』では、ユーザーが、週末ごとにレース単位で立てた予想を、まさに馬券を購入する要領で登録。自分の立てた予想に対してコメントも記入して公開する。まずここまでは、一般的なブログサービスでもできないことはない。しかしそのうえで、登録されたユーザーの予想が各レース単位や馬券式別ごとに検索可能で、平均的中率や回収率の高いスゴ腕競馬ファンの予想を、実際の馬券購入時の参考として活用できる。

 さらに、自分の立てた予想の成績しだいで“予想マスター”に認定され、ユーザーが自分の予想を有料で公開することも可能となる。「もちろん予想成績が下がれば“予想マスター”から外されますが」(黒岩氏)。それでも、成績が上がれば“予想マスター”に戻ることも可能。今週末はさっそく天皇賞(秋)があり、12月の有馬記念までG1レースはめじろ押し。アナタもこの機会に、自己流のこだわり予想で“競馬マスター”の称号を手に入れてみては。

■関連情報
『みんなの競馬予想』β版のコンテンツは以下のとおりである。
1. 今週の予想登録
・レース単位での予想を登録
・1レース1万円(金額はサイト上の仮想金額)、買い目は10点まで
2. 最新の予想検索・閲覧
・開催中のレースの予想をレース単位で検索
・予想マスターの予想に関しては100ポイント(1ポイント=1円)で購入
3. 過去の予想一覧
・買い目単位での閲覧が可能

■関連リンク
『みんなの競馬予想』β版