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ノエビア、北海道暑寒別岳パイロットファームの植物に細胞内の老廃物排出を促す効果を確認
2007年10月23日20時49分 / 提供:マイライフ手帳@ニュース
ノエビアは、キク科シオン属の植物であるエゾゴマナ(学名:Aster glehni Fr. Schm. var.glehni)のエキスを用いて、皮膚に対する作用について研究を進めてきた。その結果、このエキスは抗老化、抗酸化、美白、痩身作用といった幅広い効果を示し、さらに細胞膜上に存在するABCトランスポーターのATPaseを活性化させる作用があることを見出した。
細胞膜上には、細胞内外を行き来する水や老廃物の通り道が存在している。その通り道の一つであるABCトランスポーターは、細胞内の老廃物を細胞外へ排出する役割を担っている。ところが、紫外線やストレスにより細胞膜の機能が低下すると、ABCトランスポーターの働きが悪くなり細胞内からの老廃物の排出が低下してしまうと指摘する。老廃物をため込んだ細胞は、さまざまなトラブルを引き起こすと考えらるとのこと。そこで、ABCトランスポーターのATPaseを活性化させることで、ABCトランスポーターにエネルギーを与え、老廃物の排出をスムーズにさせるエキスのスクリーニングを行った。細胞内の老廃物の排出を促すことによって、清らかで透き通った肌に導くことができると考えたという。
採取したエゾゴマナ全草を乾燥、粉砕し、50%エタノールに浸漬し、エゾゴマナエキスを作成した。このエキスを用い、皮膚に対する作用を評価したところ、抗老化作用、抗酸化作用、美白作用、痩身作用など幅広い作用が認められたとのこと。とくに、細胞膜上に存在するABCトランスポーターのATPase活性への作用を調べたところ、エゾゴマナエキス添加によって顕著に活性を増大する効果が認められたという。
このことから、エゾゴマナエキスには細胞からの老廃物排出を促す効果があることが明らかになった。エゾゴマナは、春に若芽を山菜として食す以外の利用方法は知られておらず、化粧品素材としての機能を明らかにしたのは今回が初めてとなる。ノエビアでは、この結果を応用し、今冬、エゾゴマナエキスを配合したエイジングケア化粧品を発売する予定とのこと。
なお、同成果は、11月10日に栃木県宇都宮市で行われる「日本農芸化学会関東支部2007年度大会」で発表する(特許出願中)。
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