まるでジキルとハイド?(左から)中井貴一、ミャオ・プゥ

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10月20日、いよいよ開幕した第20回東京国際映画祭のコンペティション部門出品作としてオープニングナイトを飾る、中井貴一製作・主演の日中合作映画「鳳凰/わが愛」が、東京・六本木のTOHOシネマズ六本木ヒルズにて上映され、中井貴一をはじめ、共演のミャオ・プゥとグォ・タォ、ジヌ・チェヌ監督らが舞台挨拶を行った。

「鳳凰/わが愛」は、ジヌ監督が目にした新聞記事の実話を原作に、満州事変や日中戦争を経る激動の中国で、刑務所で出会ったリュウ・ラン(中井貴一)とホン(ミャオ・プゥ)の30年にわたる恋愛模様を描く一大叙事詩だ。

全編中国語で演じた中井は「今回は俳優としてだけではなく、プロデューサーとしても参加させていただきました。オープニングナイトを飾ることができて胸がいっぱいです」と挨拶。さらに本作で初挑戦したプロデュース業について「基本的に俳優や監督はわがままじゃなければならない。そのわがままな者同士を上手くなだめるのがプロデューサー。僕の中には俳優としてのわがままな部分と、プロデューサーとしてなだめなければならないという部分があって、毎日がその葛藤だった。『こんな所で芝居ができるわけないじゃないか!』と思いながら、その一方で『おまえがそんなこと言って、予算はどうするんだよ!』と考えてしまう“ひとり漫才”のような状態が毎日続きました(笑)」と苦労話を披露し、客席の笑いを誘った。

「鳳凰/わが愛」は11月3日より恵比寿ガーデンシネマほか全国順次公開。