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【コラム】秋華賞/2強に見えた明暗

【コラム】秋華賞/2強に見えた明暗
ローズS出走時とは雲泥の差のザレマに期待! 写真一覧(2件)
 いよいよ真の3歳女王を決める戦いが今週末に迫った。牡馬を圧倒しダービーを制したウオッカ、そのウオッカに同世代牝馬で唯一土をつけているダイワスカーレット。スプリンターズSを制したアストンマーチャンをみても明らかだが、今年の3歳牝馬は非常にレベルが高く、この秋華賞は見応え十分だ。

 そんな2強対決だが、僕は迷わず本命にダイワスカーレットを挙げる。今日の追い切りでは安藤勝ジョッキーを背に僚馬ダイワチャームと坂路で併せ馬を行った。
 いい動きの好時計に安藤勝ジョッキーも非常に満足の様子。これまでのレースですべて先行し、上がり3ハロン33秒台を記録している点からも、能力の高さ、安定感もピカイチだ。悪くても2着以内は固い。

 逆にもう1強のウオッカは、蹄球炎を発症して凱旋門賞を断念し、宝塚記念以来のぶっつけ本番。正直、急仕上げの感が否めない。陣営は完璧な仕上がりと自信をみせていたが、本当の所はどうなのか? 単純な能力比較ならダイワよりウオッカが上とみるが、今の状態を考えるとウオッカは信用しづらい。

 そうなると、ウオッカによりも対抗に推したいのはベッラレイアだ。今日は軽めの調整で終えたが、追い切りを終えた武豊ジョッキーに話を聞くと、非常に本番を楽しみにしている様子だった。この馬はとにかくツキがなく、春はレースでも不利を受けるケースが目立った。
 オークスも惜しい2着だったが、仕掛けをワンテンポ遅らせていれば、勝てていた気がする。天才ジョッキーの手腕に期待する。

 3着候補として面白いのは、ローズS組より紫苑S組のアルコセニョーラ、ラブカーナ。特に栗東馬ラブカーナは追い切りをみていると、成長の著しさが際立つ。中村均調教師も
「夏場に驚くほど成長した。うまくハマれば一発もあるよ」
 と秘策ありの不敵な笑みを浮かべていた。

 最後にザレマを抑えておきたい。ローズSは帰厩後10日程度での出走だった。あのときも時計は出ていたが、体の中身ができていなかった。元々、2000mが適性距離、今回はじっくり調整できたというだけに上位の可能性はある。(石崎譲)

【コラム】秋華賞/2強に見えた明暗
石崎譲…元JRA調教助手。山内厩舎時代には、イシノサンデー、
   
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