朝鮮日報の電子版では、キムタクの写真がズラリと並んでいる

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   木村拓哉(キムタク)さんが韓国のマスコミから絶賛されている。記者会見では「大人」の発言だけでなく、舞台装置のトラブルがあっても、エアギター演奏などおどけた仕草をして、会場を盛り上げたのだという。

エアギターで会場を盛り上げる

   エリカ様に比べて、というわけではないのだろうが、2007年10月5日に釜山のホテルで行ったキムタクさんの記者会見が非常に評判がいい。主演映画「HERO」についての会見だったが、会場には記者約200人のほか、ホテル周辺には韓日両国のファン約100人が押しかけた。

   朝鮮日報の電子版「エンタメコリア」07年10月5日付けによると、キムタクは写真撮影や記者からの質問に満面の笑顔で対応。そればかりか、スピーカーから雑音が出るハプニングがあり、イベントが一時中断。キムタクは雑音に合わせて(口パクで)歌ったり、エアギターを演奏したりなど会場をなごませ、盛り上げた。韓国の俳優のイメージを訊かれると、「集中力がすばらしい」「韓国の女優さんたちは、『どうしてそんなにきれいなの?』と思うくらい」などリップサービス。記事には「口パクで歌う振りをするお茶目な木村拓哉」「ただ立っているだけでも絵になる木村拓哉」など、かなり好意的な見出しが付いている。

   韓国情報サイト「Innolife.net」でも、キムタクを評価する記事が掲載されていて、韓国の俳優は知名度が高くなれば『神秘主義』で自分自身を装うが、エアギターで現場を盛り上げてくれるようなパフォーマンスこそキムタクの天性の素質であるとし、

「『美男は崩れるほどもっと好感を得る』と言う事実を、木村拓哉は見せてくれる」

日本でもネットで「さすがはキムタク」

   そして、「木村拓哉は、日本に帰国した。しかし彼の余韻は、相変らず残っている」とキムタクはさすがだという書き方なのだ。

   日本でもこの報道が話題になっていて、ネットでは「さすがはキムタク」というカキコミがあり、いつもならキムタクに対して厳しい評価が多い「2ちゃんねる」でさえも、

「キムタクも大人になったなぁ」
「感覚が鋭い上、かなり頭の回転はやいんだろうな」
「模範解答だろw若いころは沢尻っていたけど」

といった具合だ。