今週のお役立ち情報
【イ毛メン通信】エビ子ちゃんからの贈り物(第6話)
2007年10月22日10時30分 / 提供:イ毛メン通信
翌朝、出勤するとデスクの上に小さなボトルに小分けされたシャンプー&リンスが置かれてあった。エビ子ちゃんだ! 添えられている手紙を開くと、「おすすめのシャンプーとコンディショナーです」とある。
「市販のシャンプー剤の大半は、石油合成系の界面活性剤が含まれています。界面活性剤は浸透性が高く、毛母細胞にダメージを与える可能性が……。髪の毛のことを考えるなら、なるべく天然成分配合のシャンプーを選ぶとよいですよ♪ あと、皮膚と同じ弱酸性のほうが地肌への負担も少なくなります。頭皮にやさしいのは石けんシャンプーですが、髪がごわついてしまうこともあるので、天然成分主体で指どおりのよいこのシャンプーとコンディショナーがおすすめです」
パカっとフタをあけると柑橘系のほのかな香りが鼻腔をくすぐる。エビ子ちゃんもこれで髪を洗っていると思うと、自分も今すぐにでもシャンプーをしてみたい衝動にかられた。
昼休み、ボクはエビ子ちゃんに会うために総務部へ向かった。きちんとお礼を伝えて、そして以前、無視してしまったことを謝りたい。ちょうど、オフィスにはエビ子ちゃんしかいなかった。
「エビ子ちゃん、今朝はシャンプーをありがとう」
「私もあれを使ってから髪の毛の調子がいいんですよ。試してくださいね」
「うん。それから、階段で転んだときに無視してゴメン。恥ずかしくて、どうしていいのかわからなくなったんだ」
エビ子ちゃんはにこりと微笑んだ。こんな簡単なこと、なぜ早く言えなかったんだろう。そうだ、ボクはもうひとつエビ子ちゃんに伝えたいことがある。
「それから、以前教えてくれたダイエットレシピ、もう何度も試しているんだ。簡単で美味しくて、エビ子ちゃんにずっとお礼が言いたいと思っていた」
「もう忘れちゃったかと思っていました。うれしいです」
「それから…」
ボクはエビ子ちゃんのおかげで自炊をするようになった。毎日続けているおかげで体の調子もいいし、抜け毛も確実に減ってきている。意外と自分が料理好きだってことに気付いて、最近では食材選びにもうるさくなったんだ……話したいことが山ほどあった。
「イ毛メンさん、座りませんか?」
「え!?」
「お昼ご飯、買ってありますか?」
「あの、えーと」
「一緒にランチしませんか? ということです」
エビ子ちゃんが照れたような笑みを浮かべた。
「ぜぜぜぜひ! 今日は自分でお弁当を作ってきたんだ。今から持ってくる!」
エレベーターが待ちきれなくて、階段を駆け上っていった。足取りが軽かったのは、普段の運動のおかげだけではない。途中で自販機に寄り、エビ子ちゃんの分のお茶を手にして息を切らしながら総務部に戻った。
「はぁはぁ。おまたせ」
エビ子ちゃんとは料理談義に花が咲いた。太り気味になってしまったこと、抜け毛に悩んだこと、そして彼女に一度フラれてしまったこと。すべてがあってこそ、今の時間があると思うと、人生捨てたモンじゃないと本気で思う。
「イ毛メンさんはすごいと思います」
「え。ボクなんか……」
(ボクなんか)と考えたり言ったりするのは、やめようと決めたのだ。
「私のレシピも社交辞令だと思って右から左に受け流してもよいのに、まじめにきちんと自炊に取り組んでいるし、運動も毎日続けられているんでしょ? 簡単そうで、難しいことですよ」
「ボクはどちらかというと、社交辞令を本気にするタイプだから」
「純粋なんですよ、きっと」
「ずっと以前、エビ子ちゃんに仕事を頼んだときに『食事をおごる』ってよく言っていたでしょう。あれも本心で言っていたんだよ」
調子にのって余計な告白をしてしまったか。エビ子ちゃんは、返答にとまどって、うつむいてしまった。
「あの、だけどボクはエビ子ちゃんの気持ちを一番尊重したいから、同僚として見てもらって構わないよ。変なこと言ってごめんね」
「イ毛メンさん……」
その笑みからはエビ子ちゃんの真意が読み取れない。これはいい意味なのか悪い意味なのか、皆目検討がつかなかった。
その晩、さっそくエビ子ちゃんからもらったシャンプーを試した。もちろん洗い方もエビ子ちゃんの言うとおり、「指腹でマッサージするように」が基本。その後、頭皮の血行をを促進させるため、冷水、温水を交互に頭皮にかけてみた。すごく気持ちがいい。
「明日、エビ子ちゃんに伝えよう」
彼女に語ることが、またひとつ増えたと思うと幸福な気分になれた。
■関連リンク
髪にやさしいコラム「シャンプーの事、よく知ってる?」
イ毛メン通信記事一覧
リーブ直販
<登場人物>
イ毛メンくん 33歳
海川商事のSE 趣味はお酒を飲むこと。彼女いない歴5年。最近お腹も出てきて、脱毛がひどくなってきたことが悩み。3ヶ月くらい前から総務のエビ子のことが気になっているが、自信がなくて声がかけられない。山梨県出身。
バリモテ先輩 35歳
35歳 独身、女性社員の憧れの的でイ毛メンくんの上司。仕事ができると社内外で評判。髪の毛はフサフサで、引き締まった体をしている。毎晩いろいろな女性とデートをしているせいか残業は一切しない。大阪府出身。
エビ子 25歳
総務部 入社3年目。明るい笑顔がカワイイと社内の人気者。趣味は料理で料理教室に通っている。東京都出身。
supported by リーブ21
「市販のシャンプー剤の大半は、石油合成系の界面活性剤が含まれています。界面活性剤は浸透性が高く、毛母細胞にダメージを与える可能性が……。髪の毛のことを考えるなら、なるべく天然成分配合のシャンプーを選ぶとよいですよ♪ あと、皮膚と同じ弱酸性のほうが地肌への負担も少なくなります。頭皮にやさしいのは石けんシャンプーですが、髪がごわついてしまうこともあるので、天然成分主体で指どおりのよいこのシャンプーとコンディショナーがおすすめです」
パカっとフタをあけると柑橘系のほのかな香りが鼻腔をくすぐる。エビ子ちゃんもこれで髪を洗っていると思うと、自分も今すぐにでもシャンプーをしてみたい衝動にかられた。
昼休み、ボクはエビ子ちゃんに会うために総務部へ向かった。きちんとお礼を伝えて、そして以前、無視してしまったことを謝りたい。ちょうど、オフィスにはエビ子ちゃんしかいなかった。
「エビ子ちゃん、今朝はシャンプーをありがとう」
「私もあれを使ってから髪の毛の調子がいいんですよ。試してくださいね」
「うん。それから、階段で転んだときに無視してゴメン。恥ずかしくて、どうしていいのかわからなくなったんだ」
エビ子ちゃんはにこりと微笑んだ。こんな簡単なこと、なぜ早く言えなかったんだろう。そうだ、ボクはもうひとつエビ子ちゃんに伝えたいことがある。
「それから、以前教えてくれたダイエットレシピ、もう何度も試しているんだ。簡単で美味しくて、エビ子ちゃんにずっとお礼が言いたいと思っていた」
「もう忘れちゃったかと思っていました。うれしいです」
「それから…」
ボクはエビ子ちゃんのおかげで自炊をするようになった。毎日続けているおかげで体の調子もいいし、抜け毛も確実に減ってきている。意外と自分が料理好きだってことに気付いて、最近では食材選びにもうるさくなったんだ……話したいことが山ほどあった。
「イ毛メンさん、座りませんか?」
「え!?」
「お昼ご飯、買ってありますか?」
「あの、えーと」
「一緒にランチしませんか? ということです」
エビ子ちゃんが照れたような笑みを浮かべた。
「ぜぜぜぜひ! 今日は自分でお弁当を作ってきたんだ。今から持ってくる!」
エレベーターが待ちきれなくて、階段を駆け上っていった。足取りが軽かったのは、普段の運動のおかげだけではない。途中で自販機に寄り、エビ子ちゃんの分のお茶を手にして息を切らしながら総務部に戻った。
「はぁはぁ。おまたせ」
エビ子ちゃんとは料理談義に花が咲いた。太り気味になってしまったこと、抜け毛に悩んだこと、そして彼女に一度フラれてしまったこと。すべてがあってこそ、今の時間があると思うと、人生捨てたモンじゃないと本気で思う。
「イ毛メンさんはすごいと思います」
「え。ボクなんか……」
(ボクなんか)と考えたり言ったりするのは、やめようと決めたのだ。
「私のレシピも社交辞令だと思って右から左に受け流してもよいのに、まじめにきちんと自炊に取り組んでいるし、運動も毎日続けられているんでしょ? 簡単そうで、難しいことですよ」
「ボクはどちらかというと、社交辞令を本気にするタイプだから」
「純粋なんですよ、きっと」
「ずっと以前、エビ子ちゃんに仕事を頼んだときに『食事をおごる』ってよく言っていたでしょう。あれも本心で言っていたんだよ」
調子にのって余計な告白をしてしまったか。エビ子ちゃんは、返答にとまどって、うつむいてしまった。
「あの、だけどボクはエビ子ちゃんの気持ちを一番尊重したいから、同僚として見てもらって構わないよ。変なこと言ってごめんね」
「イ毛メンさん……」
その笑みからはエビ子ちゃんの真意が読み取れない。これはいい意味なのか悪い意味なのか、皆目検討がつかなかった。
その晩、さっそくエビ子ちゃんからもらったシャンプーを試した。もちろん洗い方もエビ子ちゃんの言うとおり、「指腹でマッサージするように」が基本。その後、頭皮の血行をを促進させるため、冷水、温水を交互に頭皮にかけてみた。すごく気持ちがいい。
「明日、エビ子ちゃんに伝えよう」
彼女に語ることが、またひとつ増えたと思うと幸福な気分になれた。
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<登場人物>
イ毛メンくん 33歳
海川商事のSE 趣味はお酒を飲むこと。彼女いない歴5年。最近お腹も出てきて、脱毛がひどくなってきたことが悩み。3ヶ月くらい前から総務のエビ子のことが気になっているが、自信がなくて声がかけられない。山梨県出身。
バリモテ先輩 35歳
35歳 独身、女性社員の憧れの的でイ毛メンくんの上司。仕事ができると社内外で評判。髪の毛はフサフサで、引き締まった体をしている。毎晩いろいろな女性とデートをしているせいか残業は一切しない。大阪府出身。
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英語の勉強しなくてよかった〜!英語が話せて毎日楽しい。英語の勉強やめて正解でした。アナタはまだ
ツライ英語の勉強つづけるの?私は聞き流すだけで英会話をマスターし
ちゃったよ。アナタもぜひ試してみて!
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