シティは2007年10月2日、約68%の株式を保有している日興コーディアルグループ(CG)の残りの株式について、シティグループ・インクの株式との交換によって取得すると発表した。これによりシティは、08年1月をめどに日興CG株を全額取得することになり、完全子会社化が実現する。同時に、日興CGは東京証券取引所などで上場廃止となる。今回、シティがとった株式交換は今年5月に解禁された「三角合併」といわれる手法で、国内では初めてのケース。
日興CGは現在も米シティグループの日本法人であるシティグループ・ジャパン・ホールディングス(HD)の傘下にあるが、日興CGの既存の株主は1株あたり1700円の価値のシティ株を対価として取得することができる。
シティグループは日本で、ジャパンHDとは別に、シティバンク銀行やシティバンク証券、シティカードジャパン、消費者金融のCFJなどを子会社として展開しているが、各社がジャパンHDの傘下に入ることについて、「方向性としてはあるが、現在のところ決まっていることはない」(シティ広報)と話している。