女性
【独女通信】「ママァ」と言わないのが、ホントのマザコン男
2007年10月06日18時00分 / 提供:独女通信
10年以上前の話で恐縮だが、旅行会社に勤めていたとき非常に驚いたことがあった。それは「新婚旅行に新郎の母親が同行する」ケースが結構あることだ。部屋は夫婦の部屋にエキストラベッドを入れてトリプルにするというのが普通。どうやら母ひとり子ひとりで育ったとかで「めったにいけない海外旅行だから、親孝行してあげたい」という理由らしい。
「私だったら絶対やだなぁ。この夫はマザコンなんじゃない?」と思ったものだが、新婦さんは快諾している様子。まあ、最初は姑に嫌われたくない気持ちもあるだろうから、我慢しているのかもしれないが。そういう場合は夫婦のどちらかが母親の申し込みや、保健の手配など面倒な手続きをする。一応夫婦主導だ。
それより気になったのは、二人の新婚旅行の手続きをなぜか姑がひとりでしているケースだ。「息子も嫁も忙しいから」と、姑が足しげく旅行会社に通って手続きをする。オプショナルツアーもパンフレットを見ながら姑がじっくり検討する。旅行保険を申し込む際に「息子はこの一番高いコースで。嫁は・・・まあ、どれでもいいんですけどね」と言っていた姑の顔が忘れられない。
結婚9年目のさちよさんは、夫が「マザコン」だったんじゃないかと思っている。「結婚する前は『母親なんかの言うこと聞くことねぇよ』とかよく言ってた。すぐお母さんに『うるせーよ』とか、乱暴な言葉を使うから、私がたしなめるくらいだったんだ。でも心のどこかで『この人なら、お母さんより私の味方になってくれそう』なんて思ってた。それがだんだん『それは、母親がやっといてくれるって言ってた』とか『めんどくせぇから、母親にまかせときゃいいじゃん』になってきてね。まあ、いろいろやってくれるから助かるなと最初は思ってたんだけど、だんだん『母親がこうしろって言ってるし』になってきてね。おいおい、お前は母親の言いなりか? って思い始めて」と、つらつら愚痴が始まった。
「マザコンってのはさ。『ママァ』とか言いながら母親の後ろをついていって、いつも一緒に買い物にでかけるような男を言うんだと思ってたんだ」とため息をもらす。
そこで旅行会社時代のことを思い出したのだった。本当に嫁を困らせるマザコン夫というのは「旅行に母親を連れて行く」夫ではなく、「姑になんでもまかせきりにする」夫の方だったのではないだろうか。
心理カウンセラーであり、行政書士でもある武石晃一氏は、ウェブマガジン「男性心理学」で、こう分析する。
「現在のマザコン男の大多数は、恋人や妻と一緒にいる時に、もし母親から電話がかかってきたら、逆にぶっきらぼうに対応します。男は周囲に自分がマザコンであることを知られることをとても恐れます。自分がマザコンだと知られてしまえば、異性から嫌われてしまうことをわかっているからです。だから自分がマザコンであることを悟られないように、わざと恋人や妻の前では、母親には冷たくあたる人が多いのです。
しかし、普段は妻の前で「母親なんて関係ない」という態度を示しているマザコン男でも、母親からいざ命令があった場合、それに逆らうことはできません。
よく、母親の買い物を手伝ってあげる親孝行息子とマザコン男はどこが違うの? と質問を受けることもありますが、その違いは、男の子が「自分の意志でそれを行っているか」「自分の意志ではなく母親の意志でそれを行っているか」で判断することができます。
マザコン男は、母親から支配されている男です。その関係は上下関係であり、対等な人間関係ではありません。母親に自分自身の人生をコントロールされている男なのです」
結婚する前はその違いがよくわからないのだ。「旅行に母親を連れて行っていいかな」と言う彼氏と、「母親なんてどうでもいいよ」という彼氏。「どちらがマザコンか」と聞かれたら、前者と応える女性が多いだろう。もちろん母親にべったり依存していて旅行にもついてきて欲しいという子どもっぽい男性もいないわけではないだろうが、実際かなりレアケースだと思われる。母親を邪険に扱うのは「邪険に扱っても許してもらえる」からであり、それはまさしく「母親への甘え」である。そういう男性と結婚し恋人から家族になったら、妻にも同じような「甘え」を要求してくるものだ。
「私だったら絶対やだなぁ。この夫はマザコンなんじゃない?」と思ったものだが、新婦さんは快諾している様子。まあ、最初は姑に嫌われたくない気持ちもあるだろうから、我慢しているのかもしれないが。そういう場合は夫婦のどちらかが母親の申し込みや、保健の手配など面倒な手続きをする。一応夫婦主導だ。
それより気になったのは、二人の新婚旅行の手続きをなぜか姑がひとりでしているケースだ。「息子も嫁も忙しいから」と、姑が足しげく旅行会社に通って手続きをする。オプショナルツアーもパンフレットを見ながら姑がじっくり検討する。旅行保険を申し込む際に「息子はこの一番高いコースで。嫁は・・・まあ、どれでもいいんですけどね」と言っていた姑の顔が忘れられない。
結婚9年目のさちよさんは、夫が「マザコン」だったんじゃないかと思っている。「結婚する前は『母親なんかの言うこと聞くことねぇよ』とかよく言ってた。すぐお母さんに『うるせーよ』とか、乱暴な言葉を使うから、私がたしなめるくらいだったんだ。でも心のどこかで『この人なら、お母さんより私の味方になってくれそう』なんて思ってた。それがだんだん『それは、母親がやっといてくれるって言ってた』とか『めんどくせぇから、母親にまかせときゃいいじゃん』になってきてね。まあ、いろいろやってくれるから助かるなと最初は思ってたんだけど、だんだん『母親がこうしろって言ってるし』になってきてね。おいおい、お前は母親の言いなりか? って思い始めて」と、つらつら愚痴が始まった。
「マザコンってのはさ。『ママァ』とか言いながら母親の後ろをついていって、いつも一緒に買い物にでかけるような男を言うんだと思ってたんだ」とため息をもらす。
そこで旅行会社時代のことを思い出したのだった。本当に嫁を困らせるマザコン夫というのは「旅行に母親を連れて行く」夫ではなく、「姑になんでもまかせきりにする」夫の方だったのではないだろうか。
心理カウンセラーであり、行政書士でもある武石晃一氏は、ウェブマガジン「男性心理学」で、こう分析する。
「現在のマザコン男の大多数は、恋人や妻と一緒にいる時に、もし母親から電話がかかってきたら、逆にぶっきらぼうに対応します。男は周囲に自分がマザコンであることを知られることをとても恐れます。自分がマザコンだと知られてしまえば、異性から嫌われてしまうことをわかっているからです。だから自分がマザコンであることを悟られないように、わざと恋人や妻の前では、母親には冷たくあたる人が多いのです。
しかし、普段は妻の前で「母親なんて関係ない」という態度を示しているマザコン男でも、母親からいざ命令があった場合、それに逆らうことはできません。
よく、母親の買い物を手伝ってあげる親孝行息子とマザコン男はどこが違うの? と質問を受けることもありますが、その違いは、男の子が「自分の意志でそれを行っているか」「自分の意志ではなく母親の意志でそれを行っているか」で判断することができます。
マザコン男は、母親から支配されている男です。その関係は上下関係であり、対等な人間関係ではありません。母親に自分自身の人生をコントロールされている男なのです」
結婚する前はその違いがよくわからないのだ。「旅行に母親を連れて行っていいかな」と言う彼氏と、「母親なんてどうでもいいよ」という彼氏。「どちらがマザコンか」と聞かれたら、前者と応える女性が多いだろう。もちろん母親にべったり依存していて旅行にもついてきて欲しいという子どもっぽい男性もいないわけではないだろうが、実際かなりレアケースだと思われる。母親を邪険に扱うのは「邪険に扱っても許してもらえる」からであり、それはまさしく「母親への甘え」である。そういう男性と結婚し恋人から家族になったら、妻にも同じような「甘え」を要求してくるものだ。
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